『シルク』発売、スパイダーマン超える能力持つヒーロー描く

ShoPro(小学館集英社プロダクション)より、マーベル邦訳アメコミの新刊『シルク』が発売となった。
昼間はネットニュースのレポーター、夜は犯罪と闘うスーパーヒーロー”シルク”!スパイダーマンを凌ぐ能力を持ったニューヒロインが登場。
放射線を浴びたクモに咬まれ、その影響でピーター・パーカーはクモの能力を得てスパイダーマンとなった。多くの人が知るこのエピソードですが、実はこの物語には続きがあったことをご存じだろうか?
なんとピーターを咬んだクモは、その後、近くにいた韓国系アメリカ人の少女の足首も咬んでいたのだ。それが本作の主人公、シルクことシンディ・ムーン。ピーターと同じクモに咬まれ、スパイダーマンと同等か、それ以上のスーパーパワーを得たシンディは、その高い能力を狙う者から身を隠すため、10年以上にわたり、秘密の地下シェルターに隔離されていた。
2021年4~8月にかけて刊行された『シルク』#1~5をまとめた本書は、そんな地下シェルターでの日々から解放され、家族との再会を果たしたシンディが、ニューヨークの街で活躍する姿を描いた作品。
昼間はネットニュース番組のレポーター、夜は犯罪と闘うスーパーヒーロー“シルク”として活躍するシンディは、J・ジョナ・ジェイムソンがボスを務めるニュースサイトのレポーターに配属早々、クイーンズのギャングが何者かに殺された事件を追うことに。シンディは、事件の背後に潜むテック企業フジネットの存在を突きとめ、カギを握る人物サヤに接触しようとするのだが……?
地下シェルターでの暗い青春時代を乗り越え、大切な家族や仲間を守るために戦うシルク。実写ドラマ化の噂もある注目のニューヒロインの活躍に注目だ。