ヒュー・ジャックマン、『グレイテスト・ショーマン』続編企画の進行認める ─ 実現は不透明、脚本作業に着手

世界的ヒットとなったミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』(2017)で主人公P・T・バーナムを演じたヒュー・ジャックマンが、続編企画の存在を公に認めた。
これまでヒューは『グレイテスト・ショーマン』続編を否定せず、「適切な機会なら」出演すると前向きな姿勢を示していた。このたび英BBCのラジオ番組「Steve Wright’s Big Guests」にて、ヒューは続編の実現について「ありうる」と述べ、脚本作業が進んでいることを明かしている。
「(続編については)わかりません。正直にお話しすると、なんらかの話が進んではいるんですが、(実現の有無は)誰にもわからないということなんです。[中略]トリートメント(脚本の要約)の作業をしている方はいます。作業が行われているのは知っていますよ。」
2019年2月下旬、『グレイテスト・ショーマン』を手がけたマイケル・グレイシー監督は、続編について「話し合いは始まっていますし、今も作業をしています」と話していた。ヒューによる今回のコメントは、監督の発言といっさい矛盾していない。企画は初期段階にあるとみられ、製作の実現については未知数ながら、脚本作業が始まっていることは事実というわけだ。
ヒューは続編について「もちろん出たい」と述べつつ、「僕の役(P・T・バーナム)が中心になるかどうかはわかりませんけど」とも話している。バーナム以外のキャラクターを主人公に、サーカスの新たなエピソードが描かれる可能性もあるということだろう。確かに、ザック・エフロンが演じたフィリップ・カーライルを軸として、前作で描かれなかった余白や“その後”を描く余地は大いにありそうだ。

日本興収53億円、世界興収4億3,499万ドルを突破する大ヒットとなった『グレイテスト・ショーマン』は、オリジナル・サウンドトラックCDも非常にすぐれたセールスを記録するなど、世界的に大きな支持を集めた。しかし、本作は企画の始動から完成までに8年を費やした労作でもあったのだ。ヒューは続編についても「執筆には時間がかかりますよ」と口にしている。
『グレイテスト・ショーマン』日本限定コレクターズBOXは2019年8月7日(水)発売。4K ULTRA HD + 2Dブルーレイの計3枚組で、すべてが新しい豪華5大特典が付属する。詳細は以下の記事をチェックしてほしい。
Sources: Steve Wright’s Big Guests, Evening Standard