精神科医ポール・ラッド、患者ウィル・フェレルを支配する ─ 『俺たちニュースキャスター』コンビ、新作コメディドラマで再タッグ

『アントマン』シリーズのポール・ラッドと『LEGO ムービー』シリーズのウィル・フェレルが、コメディドラマ「The Shrink Next Door(原題)」で共演することがわかった。本作で2人は製作総指揮を兼任する。米The Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じた。
『俺たちニュースキャスター』シリーズ以来の共演となるラッド&フェレルが出演するのは、実際の出来事を基にした同名のポッドキャストが原案のブラックコメディ。大望を抱く魅力的な精神科医アイザック・ハーシュコープ(ラッド)が、長年の患者マーティン(フェレル)の人生を徐々に奪おうとしていく物語で、アイザックはマーティンの家に越してきたり、マーティンの家業を乗っ取ったりと、さまざまな形で自身の欲望を満たそうとする。本作では、医師と患者という普通の関係が、操作や権力掌握により、予期せぬ搾取関係へと転じていく様が描かれるという。
監督・製作総指揮を務めるのは、『ウェット・ホット・アメリカン・サマー』(2001)脚本や『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(2017)監督のマイケル・ショウォルター。ラッドとは「ウェット・ホット・アメリカン・サマー:あれから10年」(2017)ぶりにタッグを組むことになる。脚本にはエミー賞受賞作「Veep/ヴィープ」「サクセッション」に参加したジョージア・プリチットが就任した。
『アントマン』でおなじみのラッドは、『Mute/ミュート』(2018)や「僕と生きる人生」(2019)で存在感を発揮し、『ゴーストバスターズ』シリーズの続編『ゴーストバスターズ/アフターライフ』にも出演予定。かたや『俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-』(2008)など多数のコメディ映画で知られるフェレルは、俳優業のみならずコメディアンとして活躍したり、製作総指揮として人気ドラマ「サクセッション」を手がけたりと多方面で活躍している。
Source: The Hollywood Reporter