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『ボーダーライン』第3作が進行中、プロデューサーが「ベニチオ・デル・トロ続投」を示唆

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
© 2018 SOLDADO MOVIE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

米国とメキシコの国境地帯を舞台に、メキシコの麻薬組織壊滅を目的とする特殊チームが、麻薬戦争の最前線で目の当たりにする衝撃の実態をスリリングに描いた『ボーダーライン』(2015)。その続編『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』(2018)に続く第3作の脚本が開発中だと伝えられていたが、その企画は今も生きていることが分かった。

2022年5月には、シリーズ2作でマット・グレイヴァー捜査官役を演じたジョシュ・ブローリンが、第3作の企画が検討されているだけでなく、「執筆され、書き直されてきました」と脚本開発が進行していると明かしていた。この度、米The Messageのインタビューに前2作で製作を務めたベイジル・イヴァニクとエリカ・リーが登場。第3作が進行しているのかどうか質問され、イヴァニクが「ええ、そうですよ」と回答。「(脚本が)書き続けられるようになったらね。執筆は始まっていたんですが。アイデアは最高ですよ」と語った。スタートしていた脚本は、2023年5月に始まった全米脚本家組合のストライキにより中断され、ストライキが終了次第、執筆が再開されるようだ。

前2作では、『ウインド・リバー』(2017)『モンタナの目撃者』(2021)のテイラー・シェリダンが脚本を担当したが、プロデューサーコンビは第3作に着手した脚本家については言及していない。

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また、「『ボーダーライン3』が待ちきれません」とコメントしたイヴァニクは、前2作に出演したベニチオ・デル・トロが、個人的な復讐のためにコロンビア麻薬カルテルの傭兵になったメキシコ政府の元検事アレハンドロを再演する姿を楽しみにしているのだという。「あの男を演じるベニチオは一生見ていられます。どんな役を演じるベニチオも見ていられますが、あのキャラクターは何度見ても飽きません」と語った。

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
© 2018 SOLDADO MOVIE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

ということは、第3作にデル・トロがカムバックするということだろうか。デル・トロ扮する謎めいたアレハンドロは個性的なキャラクターの中でも特に異彩を放ち、強烈なインパクトを残した。

近いうちに現在進行中のストライキが終結し、『ボーダーライン』第3作の新たな進捗状況とベニチオ・デル・トロ復帰のニュースが届くことを期待したい。

Source:The Message

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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