シム・リウ、『シャン・チー』続編を「届けなければ」と使命感 ─ スーパーヒーロー映画愛を語る

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)で主演を務めたシム・リウが、スーパーヒーロー映画への愛を語った上で、待ち望まれる『シャン・チー』続編に前向きな姿勢を見せている。
リウが演じたシャン・チーは、MCUで初となるアジア系ヒーローの主人公。リウのほか、メインキャストはアジア系の俳優で固められ、トニー・レオンやミシェル・ヨー、オークワフィナ、ステファニー・スーといった著名俳優が名を連ねた。
このたびリウは米Threadsを更新し、「僕はこれまでも、そしてこれからもスーパヒーロー映画というジャンルの堂々としたファンであり続けます」と宣言。「意見の相違やCGを多用することへの不満があることは確かに耳にしています」とスーパーヒーロー映画に寄せられる批判の声に理解を示しながらも、その熱い想いを綴った。
「でも、考えてみてください。あのような映画は華やかなだけでなく、有色人が主人公になることができる数少ない場所なんです。サイエンス・フィクションやファンタジー映画は僕たちに、何でも可能なんだということを問いかけてくれる。だから、これを言ってどうなるとかではないですが、あのジャンルがこれからも生き延びてくれることを願っています。」
スーパーヒーロー映画の存在意義を改めて熱弁したリウ。彼が演じるシャン・リーの次なる活躍も期待されているが、『シャン・チー』といえば、公開後の2021年12月に続編が製作されると報じられて以降、確たる情報は届いていない。それでもリウは今回、「みんなに続編を届けなければいけないですからね!」とも綴り、製作を待ち望むファンを鼓舞した。
投稿者: @simuliuThreadsで見る
『シャン・チー』での出演を機にブレイクを果たしたリウは、今や引っ張りだこの俳優として活躍。『バービー』(2023)ではケンの1人を演じたことが話題となった。今後も、マーク・ウォールバーグ主演の冒険映画『Arthur The King(原題)』や、ジョン・シナ主演のアクションコメディ『Grand Death Lotto(原題)』など複数の企画を控えている。
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