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サイモン・キンバーグ、『X-MEN』のMCU合流計画に複雑な心境も「満足できるものになると信じている」

X-MEN︓ダーク・フェニックス
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

2021年1月中旬、『X-MEN』のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)への合流は、マーベル・スタジオ内で話し合いが行われていることが報告されていたが、その後の進捗は残念ながら届いていない。果たして、現在も検討はなされているのだろうか。それは、『X-MEN』シリーズのプロデューサーであるサイモン・キンバーグにもわからないようだ。

『X-MEN』シリーズは、20世紀フォックスにより製作・配給されていた作品。そのため、MCU作品への合流は困難とされていたが、同スタジオがディズニーにより買収されたことを受け、それが現在では可能になっている。X-MENとアベンジャーズが共闘する可能性さえあるわけで、ファンとしては実現を祈るばかりだろう。

サイモン・キンバーグといえば、『X-MEN』シリーズをプロデューサーや脚本家として牽引してきたひとりで、『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)では監督まで務めたことで知られる人物だ。ポッドキャスト「The Discourse」にてキンバーグは、『X-MEN』のMCUへの合流計画について訊かれたところ、「秘密保持契約があるからという意味ではなく、私にとっては答えるのが難しいことです」と返している。

長年に渡り作品を共にしてきた俳優たちとの関係性があるだけに、サイモン・キンバーグは複雑な気持ちにさせられるのだという。「『X-MEN:フューチャー&パスト』は私にとって夢のような作品でした」と語る理由については、『X-MEN』(2000)からはじまったオリジナルシリーズのキャストと、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011)からなるシリーズのキャストたちを一堂に会すことが出来たからとのことだ。「オリジナルキャストとともにシリーズに私は参加しました。その後は、『ファースト・ジェネレーション』のキャストとともに続けてきたので、彼らのことが大好きな私にとっては答えにくいわけですよ」。

複雑な想いを正直に語るサイモン・キンバーグだが、ケヴィン・ファイギとマーベル・スタジオの仕事ぶりに対しては「良い意味で常に驚かされますし、彼らの革新性や賭けに出る姿勢には常に衝撃を受けています」と高く評価している。「だから、『X-MEN』ユニバースで彼らが何をしようと、驚きと独創性、革新性があり、大いに満足できるものになると信じています」。

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Source:The Discourse , The Playlist

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。