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『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』アイアンマン運転手ハッピー、前作『ホームカミング』からの変化とは ─ 「今回はハグリッドです」

ジョン・ファヴロー
Photo by Anna Hanks https://www.flickr.com/photos/annaustin/15199252120/ Remixed by THE RIVER

映画スパイダーマン:ファー・フロム・ホームは、『アイアンマン』(2008)から脈々と続いてきたマーベル・シネマティック・ユニバースの最新作であり、同時に『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)の続編だ。本作には、『アイアンマン』と『ホームカミング』の両方に登場した重要キャラクターが引き続き顔を見せる。トニー・スターク/アイアンマンの運転手、ハッピー・ホーガンだ。演じているのは、『アイアンマン』『アイアンマン2』(2010)監督のジョン・ファヴローである。

この記事には、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれています。

スパイダーマン:ホームカミング
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ハッピー・ホーガン、「今回はハグリッド」

断続的な出演ながらも“MCU最長選手”となっているファヴローは、『ファー・フロム・ホーム』でハッピー・ホーガンの新境地に挑んだ。2018年夏、撮影現場にて、ファヴローは今回のハッピーが担うポジションをこう説明している。

「僕は『ホームカミング』の時はニック・フューリーだったと思うんです。だけど今回は、どちらかというと(『ハリー・ポッター』の)ハグリッドですね。」

なるほど、この例え方は至極適切だろう。前作のハッピーは、あくまでトニーの運転手としてサブキャラ的な立ち位置に収まりつつも、ピーターをサポートしたり突き放したりと、ピーターからは手の届きづらい「スターク・インダトスリーズ」という“高み”を示すポジションにあった。しかし今回のハッピーは、『エンドゲーム』でトニーを失ったピーターと同じ目線に立つばかりではなく、ついにピーターのクラスメイトとも対面する。

ファヴローは『ファー・フロム・ホーム』について、「子どもたちは僕が預かることになります」とも話している。すでに本編をご覧になった方には説明不要だが、「ピーターと関係があるために、彼らはとても危険な世界に巻き込まれていくんです。子どもたちが経験すべき高校生活よりもずっと危険な世界ですよ」とファヴローはコメントしているのだ。これまでのハッピーとは一味違った姿も本作の見どころのひとつである。

『アイアンマン』『アイアンマン2』のみならず、実写版『ジャングル・ブック』(2016)や来たる『ライオン・キング』(2019年8月9日公開)など監督としても大作をいくつも手がけているファヴローは、前作『ホームカミング』やジョン・ワッツ監督の手腕に絶賛を送っている。

「『ホームカミング』の描き方がすごく好きだったんです。トーンも、ユーモアの入り方も。特にグウィネス(・パルトロウ)やロバート(・ダウニー・Jr.)と一緒に仕事をしたことで、『アイアンマン』(2008)のことをたくさん思い出しました。だからプレッシャーはなかったんですよ。楽しかったし、愉快で、新しい扉を開いているという感覚があった。新しくて、シンプルなストーリーラインでね。もちろん、トム・ホランドはすごくクールで若々しい。前作で描かれたバトンタッチは素晴らしかったと思います。」

ちなみにファヴロー監督が特に気に入っているのは、「インディーズ風で、楽しくて、即興っぽい」ユーモアセンスだったそう。ユーモアとアクションの融合も好印象だったようだ。もちろん、続編『ファー・フロム・ホーム』でもそういった側面は健在。若い出演者との共演も「すごく楽しかった」という。

「僕にとってうれしいのは、(ピーターたちの)学校が、僕の通っていたブロンクス・サイエンス(ブロンクス・ハイスクール・オブ・サイエンス)がモデルになっていること。僕もオタクっぽいセリフを言ったり、カッコつけて演じたりしていますよ。」

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は2019年6月28日(金)より世界最速公開中

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公式サイト:http://www.spiderman-movie.jp/

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Source: ComicBook.com

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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