【ネタバレ】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』トム・ホランド、先輩俳優の◯◯◯に嫉妬していた

この記事には、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の極めて重要なネタバレが含まれています。必ず本編を鑑賞してからお楽しみください。

スーパーヒーロー作品の撮影であるあるな事といえば、ヒーロースーツ問題だろう。身体にピッタリと張り付いたデザインが採用されがちなヒーロースーツに苛まれてきた俳優は多く、直近ではMCU映画『エターナルズ』にて、キンゴ役のクメイル・ナンジアニが「一度着たらトイレに行きづらい」と本音を漏らしており、さらにエイジャック役のサルマ・ハエックに至っては、閉所恐怖症であるが故に着用する前から「息することもできなくなるし、気が狂ってしまう」と不安を語ってもいた。
実は『ノー・ウェイ・ホーム』の撮影現場でもヒーロースーツ問題が起きていた。これを米Varietyで証言したのは、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズから奇跡の再演を果たしたピーター・パーカー役のアンドリュー・ガーフィールド。いわく、とある理由でトム・ホランドがアンドリューのスーツに嫉妬していたというのだ。
「僕のスーツには、小さなジッパーがついていたので、スーツから簡単に手を出すことができたんです。だからトムもジェラシーを感じていて。トムは、スマホを動かすのに鼻を使わなければいけなかったんです。手で反応させられなかったので。」
スーツ越しではスマホの液晶画面が反応しないため、ホランドも鼻先などを上手に使ってタッチやスクロールをしていたということだろう。対してアンドリューは、手の部分にシッパーが付いていたということでホランドのような悩みに苛まれることもなかった。それでは同じくピーター・パーカー役として復帰したトビー・マグワイアはというと、これについてアンドリューは明かしていない。
以前、ホランドは歴代『スパイダーマン』シリーズのお気に入りのシーンとして、トビー・マグワイア版ピーター・パーカーがスーツをボロボロにしながら戦うグリーンゴブリンとの最終決戦を挙げていた。その理由について、「スパイダーマンもこういう怪我をするんだっていうリアリティを出せるから」と話していたホランドだが、素肌が見えるようなスーツを望んでいるって……もしかして、そういうことだったのか!
Source: Variety