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【ネタバレ】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』遂にアノ人が口を開く、出演の決め手と感想は?

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

この記事には、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の極めて重大なネタバレが含まれています。必ず本編を鑑賞後にお楽しみください。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の日本公開から早3週間。すでに映画を鑑賞した方は、冒頭のアノ人が復帰への思いを語る時を、今か今かと待ちわびていたはず。アノ人とは、映画『スパイダーマン』シリーズ初代ピーター・パーカー/スパイダーマンを演じたトビー・マグワイアだ。

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映画公開前からメディアの取材に応じていた『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのアンドリュー・ガーフィールドに対し、トビーはメディア出演が無く、『ノー・ウェイ・ホーム』について語る機会、というよりは尋ねられる機会がなかった。この度、ついに『スパイダーマン』米公式YouTubeアカウントが夢の企画を実現させてくれた。トビー、アンドリュー、そしてトム・ホランド、3人のスパイダーマン俳優が『ノー・ウェイ・ホーム』について対談したのだ。

ここでトビーは、『スパイダーマン3』(2007)から約15年ぶりとなるスパイダーマン役の復帰について語っている。トビーは、自身の『スパイダーマン』シリーズからの付き合いであるプロデューサーのエイミー・パスカルとケヴィン・ファイギと3人で開かれた打ち合わせを回顧。どうやら出演を決めるのに時間は必要なかったようだ。

「2人とお会いした時がありました。その時エイミーが“ちょっと話したいことがあって、何を言っているか分かるでしょ?”みたいな感じでほのめかしてきたんですよ。これに僕も、“うん、まあ。もちろん”って答えて、“それじゃあ話してみましょうか”ってなったんです。“ちょっとくらい情報を教えてよ”とは思いましたけど、何でしょう。すぐに惹かれたんだろうな。会話では、それまでの映画への愛や祝福を伝えようとしているのが理解できたし、2人もそうしようとしているのは明らかでした。アーティストやクリエイティブなプロセスの舵を取る人には、正真正銘偽りのない愛や祝福の心があると思うんです。まさに2人もそうだったので、そこに参加したいと思ったんです。」

トビーには、嬉しいことが他にもあったようだ。「トムやアンドリューの大ファンでもありました」とトビー。「そういうのもあって、興味をそそられましたね」と語っており、 後輩スパイダーマンである2人との共演も楽しみにしていたという。(こう話すトビーに、柔らかな笑みを浮かべながら耳を傾けるトムとアンドリューの姿が印象的だ。)

こういうわけで再演を快諾したトビー。もっとも、この時点で物語のアイデアは多く共有してもらっていなかったそうで、「イエスとは言ったけど、何をするつもりなんだろう?とも思いました」と語っている。それでも出演を決めて、後に内容を知った時、トビーの中にかつてのピーター・パーカーが蘇った。再演を終えた今、トビーはこう振り返っている。

「この映画では、皆と寄り添い合ったり、僕自身の(映画の)歴史の扉をもう一度開けたりすることが大切でした。もう一度あの場所へ戻って、──チャプターを締めくくるとは言いたくないけれど──再訪して何かを解決すること、そしてそういうクリエイティブな精神状態に浸ることは個人的な思いとして大きかったです。

ちなみに、2000年代の『スパイダーマン』シリーズを手掛けたサム・ライミ監督は、『ノー・ウェイ・ホーム』でのトビーの演技に「素晴らしかった」と一言、温かい言葉をかけていた

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日(金)より公開中。

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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