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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』予告編、史上最高の再生回数を達成 ─ 公開後24時間、『アベンジャーズ/エンドゲーム』超える

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『スパイダーマン』シリーズ第3作、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の予告編が、公開後24時間で史上最高の再生回数を記録したことがわかった。米ソニー・ピクチャーズが発表した。

2021年8月23日(米国時間)の夜に公開された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の予告編は、公開後24時間で、全世界で3億5,550万回の再生回数を記録。歴代最高記録を保持していた『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の2億8,900万回を軽々と超えたほか、前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の1億3,500万回(※第2弾予告編)の約2.6倍にも及ぶ驚くべき数字だ。

またSNSでは、映像公開後の24時間で、この予告編に言及するコメントが全世界で450万回投稿された(米国で291万回、海外でも156万回以上)。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は米国で194万回、海外で138万回言及されていたこともわかっているため、やはり同作をはるかに上回る注目が寄せられていることになる。

この快挙を受けて、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の米公式Twitterでは「この魔法はみなさんのおかげ」と感謝のコメントが公開されている。主演のトム・ホランドも、Instagramにて「ヤバいことになるばかり」と記した

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にこれほどの注目が寄せられる背景には、いくつもの理由が考えられる。ただでさえスパイダーマンはマーベル・ヒーローの中でも屈指の人気を誇るうえ、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』を経て、映画版『スパイダーマン』シリーズはかつてない展開に突入するのだ。スパイダーマンの正体が世間にバレてしまうことも、マルチバースの導入で過去のシリーズからヴィランが合流することも、これまでは到底考えられなかったのである。むろん、ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジとの共演も大きなポイント。過去のスパイダーマン俳優であるトビー・マグワイアアンドリュー・ガーフィールドの再登場も依然として噂されている……。

ちなみにトム・ホランドは、今回の予告編について「正直、これは氷山の一角。まだまだ他にも来るよ」予告。今回の快挙を、この作品が自ら塗り替えていく可能性も大いに考えられる。

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2021年12月17日に米国公開予定(日本公開日は未発表)。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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