『スパイダーマン』ネッド役ジェイコブ・バタロン、続編に激ヤセで登場

マーベル・シネマティック・ユニバース版『スパイダーマン』第3作(タイトル未定)には、主人公ピーター・パーカーの親友である“椅子の男”ネッド・リーズ役のジェイコブ・バタロンが続投する……が、どうやらその風貌は今までとは大きく異なりそうだ。ジェイコブはInstagramのストーリー機能にて、痩せた“ネッド”としての全身姿を投稿している。

「ネッドはただ、“どうも”って言いに来たかっただけ」。ここ最近、Instagramを通じてダイエットしているらしいことを示唆してきたジェイコブだが、いよいよ撮影が迫った今、ネッドとして現れた姿は『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)当時とはまるで違う。ちなみに、こちらは約1年前、2019年9月中旬に来日した際のジェイコブである。一目瞭然ではないか。

一部情報によると、ジェイコブがダイエットで落とした体重は102ポンド(約46キロ)ともいわれる。これが真実なら、人間ひとり分の体重が減ったようなものだと言ってもよさそうだが、ここにはいったいどんな理由があるのか。『スパイダーマン』の撮影現場に痩せて登場した以上、第3作のネッドが痩せているのには物語的な事情がありそうなものだ。
コミックファンの間でにわかに有力視されているのは、コミックのネッド・リーズがヴィランに転じていることが映画にも活かされるのではないかという説である。ピーターと同じ新聞社デイリー・ビューグルの記者であうネッドは、スパイダーマンとヴィラン・ホフゴブリンの対決を追ってホフゴブリンのアジトを訪れ、そこで洗脳されて自らがホフゴブリンとなってしまう。こうした歴史をふまえ、『ホームカミング』当時からネッドに注目していたファンも少なくなかったのだが、いよいよその時がやってきた……のかもしれない。
もちろん秘密主義が貫かれるマーベル・シネマティック・ユニバースである、ネッド激ヤセの真相は当分わかりそうにない。それにしても大きく変わったネッドの姿を見て、ピーターやクラスメイトたちはどんな反応を見せるんだろう?
映画『スパイダーマン』第3作(タイトル未定)は2021年12月17日に米国公開予定。撮影は2020年10月中旬より行われており、その後、主な撮影地と目されるアトランタにトム・ホランドやゼンデイヤが到着している。
Sources: Jacob Batalon, CBR