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【ネタバレ】『アベンジャーズ』サノスの指パッチン英表記、なぜSnapからBlipに変わったのか ─ 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の謎が解明される

マーベル『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』サノス

この記事には、『アベンジャーズ/エンドゲーム』および『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のネタバレが含まれています。

なぜSnapからBlipに?

『インフィニティ・ウォー』に続く『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で過去の各時代からストーンを集めたアベンジャーズは、まずハルクが「指パッチン」に挑んで、消されていた生命を取り戻すことに成功する。そのギャップは実に5年。『エンドゲーム』のルッソ監督によると、消えた者たちは5年間の間「無意識」で「深い眠りのような」状態であり、何が起こったのかを知らない状態であり、スパイダーマン役のトム・ホランドは「消された人たちは時間が止まっている。だからピーターが宇宙から戻ってきた時って、まばたきしたら5年経ってた、みたいな状況だった」と説明している

サノスが指を鳴らしたことにより、生命の半分が消えた出来事の一連を、日本語では「指パッチン」と分かりやすく言い表すことが多い。劇中でも原語版にて、同じ意味である“Snap”と称されてきた。ところが『ファー・フロム・ホーム』の時点になると、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは「我々は元々ずっと”Blip”と呼んでいました。そうしたら、世の中で”Snap”と呼ばれ始めたんです」明かす。どういうことか。

「”Snap”は『インフィニティ・ウォー』の最後でみんなが消えたときのことで、”Blip”は『エンドゲーム』でみんなが戻ってきたことを指すんです。」

“Blip”とは、ビデオテープやコンピューターのスクリーンなどの映像、およびカセットテープやラジオなどの音声で一時的に出力が途切れた時に聞こえる「ビッ」という短い音、転じて一時的な異常を指す。つまり、『インフィニティ・ウォー』時点では、人々が消えた原因としての指パッチンを”The Snap”と呼んだが、『エンドゲーム』で人々が戻ってきたことにより、「人々が一時的に”ビッ”と消えていた」ことから、その期間を表す”The Blip”を用いるようになったというわけである。意訳的に噛み砕いて日本語で表せば、「ピーターたちは”ビッ”されていた」といったような感覚か。

ところでケヴィン・ファイギ、「高校生たちが、この恐ろしくて宇宙が変わってしまうような出来事を”Blip”と呼んでいたら面白いなと思いまして」とも語っている。『ファー・フロム・ホーム』冒頭、体育館のシーンで生徒たちが突如として灰と化す阿鼻叫喚の光景を見たら、全然笑えないぞ。

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は公開中

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公式サイト:http://www.spiderman-movie.jp/

Source:Fandango

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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