『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット、新シーンを追加撮影へ ─ ベン・アフレック、ヘンリー・カヴィル、ガル・ガドットが参加

DC映画『ジャスティス・リーグ』(2017)をザック・スナイダー監督の初期構想に基づきテレビシリーズ化する、“スナイダー・カット”こと「ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ(原題:Zack Snyder’s Justice League)」の再撮影・追加撮影が実施されることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
今回の報道によると、バットマン役のベン・アフレック、スーパーマン役のヘンリー・カヴィル、ワンダーウーマン役のガル・ガドットが新たなシーンの撮影に参加する見込み。ワーナーとの対立が激化している、サイボーグ役のレイ・フィッシャーも参加するとみられている。なお、フラッシュ役のエズラ・ミラー、アクアマン役のジェイソン・モモアには言及されていない。
もともと“スナイダー・カット”については、『ジャスティス・リーグ』劇場公開版に使われなかった映像などを中心に作品を再創作するもので、セリフの追加収録が実施されても、再撮影は実施されないと伝えられていた。しかし計画が変更され、再撮影・追加撮影は約1週間にわたり実施されるとのこと。以前から再編集や音楽・VFXの作業は進められており、米The Wrapによると、すでに追加予算は7,000万ドルにのぼるという。製作発表の時点では、追加予算は2,000~3,000万ドルと報じられていたため、大幅な増額が行われたと考えられる。
出演者はバットマン役のベン・アフレック、ワンダーウーマン役のガル・ガドット、アクアマン役のジェイソン・モモア、フラッシュ役のエズラ・ミラー、サイボーグ役のレイ・フィッシャーほか。エイミー・アダムス、ジェレミー・アイアンズ、J・K・シモンズ、ジェシー・アイゼンバーグら、DC映画ユニバースの豪華キャストも再登場する。音楽はジャンキーXLとハンス・ジマー。
「ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ(原題:Zack Snyder’s Justice League)」は2021年にHBO Maxにて米国配信予定。各話1時間の全4話構成。なお、米国のみならず世界各国でのリリースも計画されている。
Source: The Hollywood Reporter, The Wrap