『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット、3月18日に米配信決定 ─ 欧州や香港などは同日配信、その他は「準備が整い次第発表」

DC映画『ジャスティス・リーグ』(2017)をザック・スナイダー監督の初期構想に基づいて蘇らせる、通称“スナイダー・カット”こと『ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ(原題:Zack Snyder’s Justice League)』の米国配信日が、2021年3月18日に決定した。米HBO Maxでの独占配信となる。
HBO Maxによれば、本作は当初発表されていたテレビシリーズではなく、長編映画としてリリースされるとのこと。新たに公開されたポスタービジュアルには、ジャスティス・リーグの砕けたロゴ、破れた旗、そして「スナイダー(Snyder)」の署名がなされたフィルム缶がデザインされている。
『ジャスティス・リーグ』はDC映画初のチームアップ映画。バットマン/ブルース・ウェイン(ベン・アフレック)、ワンダーウーマン/ダイアナ・プリンス(ガル・ガドット)、アクアマン/アーサー・カリー(ジェイソン・モモア)、フラッシュ/バリー・アレン(エズラ・ミラー)、サイボーグ/ビクター・ストーン(レイ・フィッシャー)、そしてスーパーマン/クラーク・ケント(ヘンリー・カヴィル)が集結し、ヴィランのステッペンウルフと戦いを繰り広げた。
2017年の劇場公開版はザックが製作中に降板を余儀なくされ、後任のジョス・ウェドンが大幅な再撮影・再編集を実施。ザックによる構想とは大きく異なる仕上がりとなったことが明らかとなり、ファンの間では“スナイダー・カット”を求める声が強まっていった。ワーナー・ブラザース/DCコミックス側はスナイダー・カットの存在を否定してきたが、2020年5月に正式リリースを発表。追加予算7,000万ドルを投入し、再編集と追加撮影による再創作を行った。
既報によると、スナイダー・カットにはデスストローク役のジョー・マンガニエロが登場するほか、『スーサイド・スクワッド』(2016)でジョーカー役を演じたジャレッド・レトも新たに登場。もともとヴィランとして登場する予定だったダークサイド/ユクサスが登場し、ヒーローたちと激突する。音楽は『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)のジャンキーXL、そして名匠ハンス・ジマーが務める。
なお本作は、北欧や中央ヨーロッパ、スペイン、ポルトガルにおけるHBOサービス、および香港・台湾・シンガポールなどアジア各国で展開中のHBO GOでは米国と同日の配信開始となる。南米では2021年内にHBO Maxのサービスが開始予定で、同サービスでの独占配信予定。そのほか、海外でのリリース日およびリリース計画は準備が整い次第発表される。
映画『ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ(原題:Zack Snyder’s Justice League)』は2021年3月18日にHBO Maxにて米国配信開始。
Source: HBO Max