ザック・スナイダー、告知していた内容は特別上映会 ─ 収益は自殺予防財団に寄付

ザック・スナイダー監督がかねてより予告していた「2023年4月28〜30日」の日付が、自身のDC映画過去作の特別上映イベントであることが判明した。スナイダーは同イベントの収益を、米国自殺予防財団(American Foundation for Suicide Prevention)に寄付する意向だ。
DC映画『ジャスティス・リーグ』に至るまでの通称“スナイダーバース”を手掛けたスナイダーは、シリーズに関連する新企画を同期間中行うことを予告していた。発表によると、『マン・オブ・スティール』(2013)『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 アルティメット・エディション』(2016)『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(2021)を各日上映。スナイダーは未発表の特別ゲストと共に質疑応答に参加する。撮影当時の裏話など、新しいエピソードが語られる可能性もある。
初日と2日目はスナイダーの母校である米カリフォルニア州の私立美術大学アート・センター・カレッジ・オブ・デザインで行い、最終日は同州ユニバーサル・シティ・プラザで開催される。
スナイダーは『ジャスティス・リーグ』製作中、愛娘を自死で失い、作品を降板していた。この度の収益を米国自殺予防財団に寄付することについて、開催場所アートセンター・カレッジ・オブ・デザインのカレン・ホフマン理事は「自殺予防を支援するこの募金活動に参加し、私たちのコミュニティにおけるこの重要な問題の認知向上に貢献できることを光栄に思います」とコメントを寄せた。
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— Zack Snyder (@ZackSnyder) March 24, 2023
イベントからは、『バットマン vs スーパーマン』に登場したスーパーマン像を用いた荘厳なポスタービジュアルも公開された。チケットは発売後に即完となったようで、スナイダーはオンラインのウォッチパーティも同時開催すると発表した。
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Source:Deadline