『アラジン』メナ・マスード出演、自分を過小評価して否定する「インポスター症候群」描く映画『Spaceman』予告編

ディズニーアニメを実写化した映画『アラジン』(2019)に主演した、メナ・マスードの新作となるSFファンタジー映画『Spaceman(原題)』の予告編が公開された。米Varietyが報じている。
ガイ・リッチーが監督した話題作『アラジン』でマスードは注目俳優となったが、公開後のキャリアは順調とは言えなかった模様。過去に、「『アラジン』が公開されてから、ひとつもオーディションを受けられていない」と明かしていたことがあった。
そんなマスードが出演する『Spaceman』は、創作に対して失ってしまった情熱を取り戻すアーティストの旅を追う短編映画。周囲から高く評価されても、自己を過小評価してしまうインポスター症候群を患っている主人公スペースマンが、内なる情熱に働きかけて自己を再発見していく過程が描かれる。
スペースマン役で主演するのは、 『タイム・ダイレイション -死のベッド-』(2016)のトレヴァー・コップ。マスードはスペースマンの“情熱”を人格化したキャラクターを演じ、『スパイダーマン』シリーズのJ・ジョナ・ジェイムソン役で知られるJ・K・シモンズが、インポスター症候群を人格化したキャラクター役で出演する。
脚本・監督を務めるのは、アカデミー賞短編賞にノミネートされた『Play It Again(原題)』など、数多くの短編映画を手がけた新進気鋭のダン・アブラモヴィチ。予告編でも垣間見られるように、『Spaceman』ではパントマイムやストップモーション、古典的なアニメーション、演劇的な要素など様々な手法が使われた実験的な作品となっている。
マスードは出演するだけでなく、アブラモヴィチとアリ・マシャエキ(『The Las King(原題)』)とプロダクション会社Press Play Productionsを通じてプロデューサーも兼任。このプロダクション会社はマスードとマシャエキが共同設立した会社で、中東・北アフリカから生まれた多様なストーリーに対するニーズの高まりに応えることを目的としている。エジプト生まれのマスードにとって、まさに『Spaceman』はパッション・プロジェクトと言えそうだ。
マスードは、『アラジン』主演後にドラマ「Reprisal(原題)」(2019)、「9-1-1: Lone Star」シーズン2などにゲストとして登場。Netflixのロマンチック・コメディ映画『ロイヤル・トリートメント』(2022)、「メル・ブルックス/珍説世界史PART II」(2023)などに出演した。
今後も自身のプロダクション会社が生み出す作品で、マスードが活躍してくれることを期待したい。
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Source:Variety
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