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「映画は仕事であるけれど アヴァンチュールでもある」ヴァンサン・カッセル『スペシャルズ!』語る

スペシャルズ!
© 2019 ADNP - TEN CINÉMA - GAUMONT - TF1 FILMS PRODUCTION - BELGA PRODUCTIONS - QUADurlencodedmlaplussignTEN

ハリウッドリメイクも製作された『最強のふたり』(2011)で世界を笑いと涙で元気にしたエリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ監督の最新作『スペシャルズ! ~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話~』が、2020年9月11日より公開となっている。

本国フランスで公開されるや否や、熱い支持を受け動員数200万人を突破。スペインのサンセバスチャン国際映画祭では過去最高得点で観客賞に輝き、セザール賞では9部門にノミネートされ、ヨーロッパ各国で熱狂的に愛された。『最強のふたり』をはじめ、つねに社会的な弱者と言われるような人々を前向きに、ユーモアを持って描いてきた監督たち。『スペシャルズ!~』の主人公も『最強のふたり』と同じく、実在するふたりの男たちがモデルとなっており、監督たちが25年以上付き合いのあるケア施設を舞台にしている。

スペシャルズ!
© 2019 ADNP – TEN CINÉMA – GAUMONT – TF1 FILMS PRODUCTION – BELGA PRODUCTIONS – QUADurlencodedmlaplussignTEN

主役のブリュノには、ハリウッド映画でも活躍するフランス映画界きっての演技派俳優ヴァンサン・カッセル。政府や社会から理解を得るため見返りを求めず奮闘するケア施設の代表を見事に演じきった。そしてブリュノの施設運営に手を貸しながら、ドロップアウトした若者の社会復帰を手助けしているマリクには、ジャック・オーディアールやヴィム・ヴェンダースの作品で活躍するレダ・カテブがキャスティングされている。

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この度THE RIVERでは、主演のヴァンサン・カッセルと監督のひとりオリヴィエ・ナカシュのインタビュー映像をお届けする。

30年程度のキャリアで出演作が約90本(TVシリーズ含)に及ぶカッセル。役を引き受けたポイントを聞かれると、「正直に言うとこの役自体がどうの、ということでもない。彼ら(監督たち)と会うときにはすでに心が決まっていた」と回答。経験による作品選びのポイントと、ナカシュ&トレダノ監督と仕事をする上での喜びを語っている。

シナリオ(脚本)なしでオファーされ、ふたつ返事で引き受けたことについては「何稿も見せてもらう必要なんてない!これはアヴァンチュールなんだ。映画は仕事であるけれど、アヴァンチュールでもある。この映画は僕にとって、逃すべきものじゃないと感じたんだ」と話し、映画の仕事を受けること=“恋の冒険”と独自論を展開。カッセルのベテランならではの回答を横で聞く監督は、95年に観たというカッセルの出世作『憎しみ』(1995年/マチュー・カソヴィッツ監督)を引き合いに出して、積年の夢だったカッセルの起用の経緯について明かしている。

その他にも、監督たちが約25年もの間付き合いを続けてきた施設を映画化するアイディアの源など本作の裏側はもちろん、カッセルの演技論など普遍的な話もたっぷり語られた見ごたえのあるインタビュー映像だ。

『スペシャルズ! ~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話~』は、2020年9月11日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国順次ロードショー。配給:ギャガ 

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THE RIVER編集部
THE RIVER編集部THE RIVER

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