『スパイダーマン4』に「ストレンジャー・シングス」セイディー・シンク出演決定 ─ X-MENジーン・グレイ説が有力視?

トム・ホランド主演、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『スパイダーマン4』に、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」マックス・メイフィールド役のセイディー・シンクが出演することがわかった。米Deadlineが報じた。
演じる役柄は不明。Deadlineは、X-MENのジーン・グレイ役が有力であると伝えている。強力なサイコキネシス能力を持つジーン・グレイはX-MENシリーズで最重要となるミュータントの一人であり、旧20世紀フォックスの実写映画版ではファムケ・ヤンセンとソフィー・ターナーによって演じられた。
『スパイダーマン』の新作にX-MENが絡む可能性は誰も想像しなかっただろう。マーベル・シネマティック・ユニバースはしばらくX-MENの合流参加に向けた下準備を進めているが、MCUのアース616(神聖時間軸)作品にX-MENのミュータントが主要キャラクターとして本格登場した例はまだ稀。マーベル・スタジオが、ソニー・ピクチャーズと共同で制作する『スパイダーマン4』にX-MENの重要キャラクターを預けるのだとしたら興味深い。
シンクがジーン・グレイを演じるとされる説は確定していない。Deadlineは、彼女が他の赤毛のキャラクターを演じる可能性も否定できないとしている。このことから、スパイダーマンの恋人メリー・ジェーン・ワトソンが候補に挙げられるが、この世界ではすでにゼンデイヤが演じるミシェル・ジョーンズが“MJ”との愛称で登場している。

『ノー・ウェイ・ホーム』のラストで、MJやネッドも含む全世界の人々がピーター・パーカーの存在を忘れたことを踏まえると、シンクが演じるキャラクターは重要なものとなるだろう。ピーター・パーカーはMJとの再会を試みたり諦めたりするうちに、シンクが演じるキャラクターと出会って距離を縮めていくという展開もあり得る。
2002年生まれのシンクは「ストレンジャー・シングス」のマックス役としてシーズン2以降に登場し、ブレイクを果たした。ダーレン・アロノフスキー監督作『ザ・ホエール』ではブレンダン・フレイザー演じる肥満症の男の疎遠な娘役として、複雑で感動的なドラマを演じている。
『スパイダーマン4』主演のトム・ホランドは現在クリストファー・ノーラン新作『オデュッセイア(原題)』の撮影中。こちらが完了次第、『スパイダーマン4』の撮影に入る。2026年7月31日US公開予定。
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Source:Deadline