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『スパイダーマン:スパイダーバース』スパイダーパンクのスピンオフ映画が進行中

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
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ソニー・ピクチャーズ製作『スパイダーマン:スパイダーバース』シリーズより、スパイダーパンクのスピンオフ映画(タイトル未定)が企画進行中であることがわかった。米Deadlineが報じている。

第2作『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2023)に登場したスパイダーパンク/ホバート・“ホビー”・ブラウンは、腐敗した体制と戦うキャラクターで、ギターを武器にマイルス・モラレスらと共闘。スパイダーマン2099/ミゲル・オハラ率いるスパイダー・ソサエティの一員だが、組織よりも自由を重んじる性格で、決して出番は多くなかったもののファンの高い人気を獲得した。

報道によると、現在はスパイダーパンク役の声優を務めた『NOPE/ノープ』(2022)のダニエル・カルーヤが、A24製作&ロバート・パティンソン主演の犯罪映画『プライムタイム(原題)』の脚本家アジョン・シンとともに企画開発にあたっており、共同で脚本を執筆中。現時点で企画は初期段階であり、プロットは明らかになっていない。

プロデューサーは『スパイダーバース』シリーズのフィル・ロード&クリス・ミラー、『スパイダーマン』シリーズのエイミー・パスカルが務める。

なお、スパイダーパンクは『スパイダーバース』シリーズ第3作『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』にも登場する見込み。現時点でほかの契約は結ばれていないものの、スパイダーパンクのスピンオフ映画が正式に実現する場合、カルーヤが引き続き声優を務めるとみられる。

『スパイダーバース』シリーズは来たる『ビヨンド・ザ・スパイダーバース』で完結するが、ソニー・ピクチャーズはニコラス・ケイジ主演の実写スピンオフドラマ「スパイダー・ノワール(原題)」を2026年に配信予定(シリーズ本編との関連性は不明)。また、トム・ホランド主演の第4作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』も進行中であり、引き続きスパイダーマンの世界を拡張していく構えだ。

映画『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』は2027年6月4日に米国公開予定。スパイダーパンクの活躍にも期待しよう。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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