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『スパイダーマン:スパイダーバース』、MCU実写映画とクロスオーバーか ─ マルチバースは「ひとつを除いて全てが可能だ」

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース (パート1)
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マルチバースからアッセンブルしたスパイダーマンを、さまざまなアニメーション・スタイルで描き分けた傑作映画、『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)。その待望の続編映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(原題)』では、「さまざまな次元に向かう」ことが予告されているがマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)との繋がりは果たして描かれるのだろうか?

ポッドキャスト「Happy Sad Confused」にて、MCUの実写作品との繋がりについて尋ねられた脚本・製作のクリス・ミラーは、「マルチバースは大きくて広い。そして、あらゆるものが成長していきます」としながら、「様々なことが可能なマルチバースで、(それらのことが)なぜ関係ないと思うのでしょうか?」と話している。同じく脚本・製作を務めるフィル・ロードは、「誰もが欲しがるものひとつを除いて全てが可能だ」と意味深な発言。その“ひとつ”が一体何を示すものなのかは気になるところだが、何にせよ、『スパイダーバース』シリーズが実写作品と繋がる可能性は有り得る話というわけだ。

実写版最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、ドクター・ストレンジがピーター・パーカーの願いを呪文で叶えようとしたところ、それが失敗に終わり、“マルチバースの扉”が開いた。その結果、ライミバースからドクター・オクトパス&グリーン・ゴブリン&サンドマン、ウェブバースからエレクトロ&リザードといったピーターのかつての宿敵たちが次元を超えて勢揃いしたのだ。ちなみにトム・ホランドは過去に、『スパイダーバース』シリーズについて、「大好きですし、連絡を待っています」と出演を訴えていた

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ソニーとマーベル・スタジオがシリーズの権利を共有する中で、『スパイダーバース』の物語を描くことについて、フィル・ロードは「この巨大な物語を集団で進めていて、そのわずかな部分だけを完全にコントロールすることができるのです。それ以外のことは、可能な限りコミュニケーションをとり、調整しなければなりません」と説明している。「それは映画学校の実習のようなもので、“僕たちはこうしようと思っていたけど、向こうが先にやってしまったから、違うことをしなければならない”という感じです」。またロードは、「この作品では、既成概念にとらわれず、他のことをする自由が与えられているのです」と続けている。期待が高まるばかりだ。

映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(パート1)』は、2022年に日本公開。

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Source: Happy Sad Confused , Comicbook.com

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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