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『スパイダーマン:ホームカミング』ピーター・パーカーの高校時代を描く3部作構想!トム・ホランドは35歳まで継続希望?

いよいよ単独映画『スパイダーマン:ホームカミング』のお目見えが夏に迫ったトム・ホランドが、ピーター・パーカー/スパイダーマン役をできるだけ長く演じたい意向を語った。

イギリス・エンパイア誌に登場したホランドは、インタビューで自身のアイデアをこう明かしている。

「(コミックで)ピーター・パーカーは15歳の少年だけど35歳の男になる。そこで、僕はやりたいアイデアを伝えたんだ。もう会議で検討されてるんだよ。もし実現したらスゴくクールだね。だって僕がスパイダーマンをとても長い間演じられるってことだから」

ホランドは自身のアイデアの詳細を明かしてはいないが、おそらく彼には、コミックと同じように少年期から青年期までのピーターを演じたいという野心があるのだろう。まもなく21歳になるホランドがもし35歳まで演じるとなれば、『スパイダーマン:ホームカミング』で始まる新シリーズは約14年に及ぶ長い物語になるが……。

『スパイダーマン』新シリーズは高校の3年間

ところでマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、ホランドのアイデアを肯定も否定もせず、今回の『スパイダーマン』を3部作で構想していることを明かしている。

「『ハリー・ポッター』シリーズが参考になったんだ、ピーターは第1作(『ハリー・ポッターと賢者の石』)のハリーほど若くないけど。きっと、高校の2年生、3年生、4年生にまたがる楽しい3部作構成になるだろうね」

実際、現在公開されている『スパイダーマン:ホームカミング』のアメリカ版予告編は高校生活のシーンを前面に押し出した仕上がりだ。まだ年若く、成熟していないヒーローを、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のスーパーヒーローたちと対照的に描こうという意向があるのだろう。しかし今回のスパイダーマンは、2019年の『ホームカミング』続編をもってMCUから離脱するともいわれている。この話が真実なら、3部作はどのような構成になるのだろうか……。

ちなみにサム・ライミ監督による3部作でトビー・マグワイアは7年間、『アメイジング・スパイダーマン』でアンドリュー・ガーフィールドは3年間スパイダーマン役を演じてきた。ホランドがマグワイア以上の期間にわたってスパイダーマンを演じられるかどうかは定かでないが、おそらくスパイダーマンとして映画に出演する本数は史上最多になるだろう。

映画『スパイダーマン:ホームカミング』は2017年8月11日公開

Source: http://www.digitalspy.com/movies/spider-man/news/a828531/tom-holland-spider-man-desire-future-plan/
Eyecatch Image: https://twitter.com/empiremagazine/status/865146712263987201/photo/1

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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