『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』トゥームストーン参戦決定、『スパイダーバース』キャストが続投

ソニー・ピクチャーズによるマーベル映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』に、ヴィランとしてトゥームストーンが登場することがわかった。アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(2023)で同役の声優を務めたラッパーのクロンドン(俳優名はマーヴィン・ジョーンズ3世)が再演する。米Deadlineが報じた。
トゥームストーンことロニー・リンカーンはニューヨークの犯罪組織のボスとして、原作コミックではスパイダーマンと度々対決。銃弾や熱、電気に耐性を持つ皮膚と怪力を武器とする。別ユニバースであるディズニープラス配信のアニメ「スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド」でもピーター・パーカーの友人として登場し、後にヴィランとなる伏線が描かれている。
ジョーンズ3世が演じたトゥームストーンは『スパイダーバース』でキングピンの右腕として登場。2027年予定の第3弾『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』(2027)にも登場予定だ。
別ユニバースである『スパイダーバース』のキャストが実写版へも続投となる意図は不明。ユニバースが接続されるのか、あるいは単にジョーンズ3世が同役として優れているからか。
トゥームストーン登場に伴い、キングピンの存在も気になるところ。『ブランド・ニュー・デイ』舞台となる作中ニューヨークは、現在キングピンが市長として統治している。ドラマ「デアデビル」シリーズで同役を演じるヴィンセント・ドノフリオは今の所、一貫して出演の可能性を否定している。
『ブランド・ニュー・デイ』ではトゥームストーンのほか、パニッシャー/フランク・キャッスル(ジョン・バーンサル)、スコーピオン/マック・ガーガン(マイケル・マンド)が登場予定。ゴリゴリのストリート系が揃いつつある。おそらく、他により大物のヴィランが控えているように考えられる。
なお同作では、主演トム・ホランドが撮影中のスタント事故で軽度の脳震盪を起こし撮影が一時中断に。9月29日(現地時間)に再開予定で、2026年7月31日の米国公開予定に影響は出ない見込み。
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Source:Deadline