『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ヴィランのストーリーは「セカンドチャンスを伝えること」─ ジョン・ワッツ監督が思い語る【インタビュー】

2022年1月7日、“全ての運命が集結する”。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『スパイダーマン』シリーズ最新作、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』がまもなく日本上陸だ。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)では、ミステリオ/クエンティン・ベックによってピーター・パーカーとしての正体を暴露され、さらにはミステリオの殺害容疑までかけられた。本作では、これをなかったことにするべくピーターはドクター・ストレンジを頼るも、その呪文によって時空が歪んでしまい、世界にかつてない危機が訪れてしまう。マルチバースの扉が開き、ドクター・オクトパスをはじめ、グリーンゴブリン、エレクトロ、リザード、サンドマンといった過去作の宿敵たちが勢揃いする。
『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』につづき監督を続投したのは、ジョン・ワッツだ。本記事では、ジョン・ワッツのオフィシャルインタビューを紹介したい。

ヴィランがマルチバースを超えて勢揃い
──この映画を製作するための共同作業について
輪になって座り、ストーリーを話し合い、一緒になってそれを考え出しながらニュアンスを探す感じです。コンピューターの前に座って、ページを印刷して、さあこうしよう、というのではなく。その場にいる全員にとってすごく大切なことなので、彼らと一緒に見つけ出したいと思っていたんです。その結果すごくクールな、いや、夢のようなという言葉を繰り返してしまいますけど、共同作業のプロセスになりました。
──クラシック・ヴィランを集結させた思いについて
ただどうしたら面白くなるかを考えていました。まさか見ることができるなんて思いもよらなかった視覚的な組み合わせや、どうやって物事を組み合わせるか。その中心にあるのは、彼らは誰なんだ?ということ。この俳優たちは誰なんだっていう。アルフレッド・モリーナを再び観ることができたら、ウィレム・デフォーをマスクなしで観ることができたら、ジェイミーが出てくれて彼自身を観ることができたら、どんなに素晴らしいだろうと。
──この映画におけるヴィランとのストーリー展開について
これまで多くの素晴らしい俳優が出演しており、彼らを一堂に集め、それぞれのストーリーを別の形で終わらせる方法を見つけることができたと思います。彼らはある意味、事故やテクノロジーのミスの犠牲者のようなものです。自信過剰からくるものだったり、純粋に偶然によるものだったり。ジェイミー・フォックスが電気ウナギの水槽に落ちたのも単なる事故だったが、そういうことをきっかけとして、セカンドチャンスというストーリーを伝えることができたんです。
──この映画におけるヴィランのシーンについて
大好きですよ。『ユージュアル・サスペクツ』(1995)や『レザボア・ドッグス』(1992)のように、悪党のヴィランたちを集めて、彼らがお互いに会って話をするのを見るのが好きなんです。必ずしも毎回アクションシーンである必要はなく、サンドマンとエレクトロがどうやって今に至ったかを話し合っているというアイディアが好きなんです。そういうのを、あまり見たことがないですからね。

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、2022年1月7日(金)公開。
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