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【ネタバレ】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に再登場したアノ人、サプライズ実現までの裏側を明かす「当日は緊張した」

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

この記事には、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれています。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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デアデビル役で再出演のチャーリー・コックス、サプライズ実現までの裏側

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、Netflix製作によるマーベルドラマ「Marvel デアデビル」(2015‐2018)の主人公デアデビル/マット・マードックを演じたチャーリー・コックスが同役でカメオ出演するサプライズが実現。彼の登場により、Netflixのマーベル・ドラマユニバースとMCUが初めてクロスオーバーする大事件となったわけだが、演じる本人は久しぶりに“恐れを知らぬ男”役でカムバックすることに、どのような思いを抱いているたのだろうか。

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「Marvel デアデビル」はファンから絶大なる支持を得て、批評家からも高い評価を受けたシリーズだったにもかかわらず、2018年に突如として打ち切りが決定。その裏にはハリウッドならではの諸事情が絡んでいたようだが、コックス本人としては、『ノー・ウェイ・ホーム』へのカメオ出演についてマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長から打診されるまで、「Marvel デアデビル」は完全に終わったと確信していたという。米The Hollywood Reporterのインタビューに応じたコックスが、復帰について感慨深い思いを語っている。

それは、かなりシュールな瞬間でした。嘘ではありません。(ドラマシリーズが終了してから)数年経っていたことを思い出してみてくださいよ。僕は、シリーズが完全に終わったと確信していました。ケヴィンに、“いくつかアイデアがあるんですが、とりあえずあなたが関心を持っていることを確認したかったのです”と言われて、僕は“すごく興味があります”と答えました。それから2ヶ月間、誰からも連絡がなかったので、僕は夢を見ていたのではないかと、ある時点で思うようになりました。

まさか、再びデアデビル/マット・マードックを演じるとは夢にも思っていなかった様子のコックス。『ノー・ウェイ・ホーム』で彼は、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)でミステリオ/クエンティン・ベック(ジェイク・ギレンホール)を殺害したとの嫌疑をかけられたピーター・パーカーが当局の拘束から解かれたあと、ピーターが自宅へ戻ったシーンに登場。その場面についてコックスが、「そのシーンに溶け込めて、かなり居心地よく感じた」と振り返っている。

「僕は4年間、ぼぼ毎日そのキャラクターを演じていましたからね。今も彼の本質は自分の奥深くに存在していると感じています。(デアデビルを演じることに)あまり心配はしていませんでしたが、当日はかなり緊張しました。しばらく演じていませんでしたから。」

そのシーンには、ハッピー・ホーガン役のジョン・ファヴローも居合わせているのだが、ファヴローはベン・アフレックが主演した『デアデビル』(2003)で、マードックの弁護士仲間であるフランクリン・“フォギー”・ネルソンを演じたという奇妙な偶然が。そして、そんな不思議な縁をイースターエッグとして埋め込む案があり、本編入りは叶わなかったものの、「それがどうやって起きたのか、ぼんやり(foggy:フォギー)としか覚えていない」というセリフがあったそうだ。またコックスはファヴローと一緒に、アフレック版『デアデビル』などについて話が出来てクールだったとも語っている。

『ノー・ウェイ・ホーム』では、デアデビル役の再演でMCUに加わったコックスの他に、サム・ライミ版トリロジーのトビー・マグワイア、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのアンドリュー・ガーフィールドが参戦するという大きなサプライズも仕掛けられていた。もちろん、彼らのカメオ出演やカムバックはトップシークレットとして扱われていたわけだが、ある日、米ジョージア州アトランタにコックスとガーフィールドが滞在していた時、2人は一緒にランチへ行ったのだという。ガーフィールドと再会を果たしたコックスは、『ノー・ウェイ・ホーム』における2人の撮影日が重なっていることに気づき、「これはマズい」と慌てたと笑いながら回顧している。

「僕たちが座っている時に、お互いに気づいたんです。“あ、マズいな。ここで僕たちが一緒に撮影している時に同席していたら、幸先が良くないぞ”って。それで僕たちは、(周りに気づかれないよう)壁に向かって座わることにしたんです。

『ノー・ウェイ・ホーム』の撮影当時、コックスとガーフィールドがランチを共にしていたというニュースは耳にしていないため、何とか危機を逃れたようだ。

コックスは、『ノー・ウェイ・ホーム』にデアデビル/マット・マードック役で戻って来たが、将来的に彼がどのようにMCUに関わっていくかは明かされていない。今後も新情報に注目しておこう。

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Source:The Hollywood Reporter

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ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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