『ザ・スーサイド・スクワット』ジェームズ・ガン監督、ファンに最も見せたいキャラクター明かす

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督によるDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド(原題:The Suicide Squad)』では、ハーレイ・クイン役でおなじみ、マーゴット・ロビーが魅せるパフォーマンスに注目だ。ガン監督が予告している。
『ザ・スーサイド・スクワッド』では、DCコミックスの悪党たちが大集合し、離島コルト・マルテーゼ島を舞台にしたバトルロワイアルが繰り広げられることになる。デヴィッド・エアー監督による2016年版から続投するキャラクターもいながら、ガン監督によるオリジナル作品として新たにやってくる悪党たちの大暴れに、期待するファンも多いはずだ。
そんな中、ひとりのファンがTwitterで「ファンに見てもらうのに、あなたが一番興奮しているキャラクターは誰ですか?」という質問をガン監督に投げかけた。これにガン監督は、「1人を選ぶのは難しい」としながらも、「マーゴットがハーレイで魅せる場面は見てもらうのが待ちきれませんね」と明かしている。
It’s hard to choose only one, but I can’t wait for people to see where Margot has gone with Harley. And Weasel is really something to behold. https://t.co/ZoLLdMWRAZ
— James Gunn (@JamesGunn) February 13, 2021
マーゴットは、エアー監督版『スーサイド・スクワッド』、初の単独作『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020)に続いて、本作が3度目のハーレイ・クイン役。マーゴットの安定感のある演技はいわずもがであるが、製作の米ワーナー・ブラザースから「一切の干渉を受けなかった」という、いわば“ガン・ワールド”全開な本作で、ハーレイがいかに蘇るのかは1つ大きく期待したいところ。公開されているメイキング映像では、ロケットランチャーを豪快に放ったり、背後で起こる爆発から逃れたりするマーゴットの姿が捉えられている。ちなみにガン監督は、ハーレイ・クインのほか、ショーン・ガン演じるウィーゼルについても「注視すべし」と予告した。
またガン監督は、本作で登場する総勢20名以上のスーパーヴィランたちについて、「他のキャラクターよりも時間がかけられたキャラクターは何名かいる」とも伝えている。キャラクターこそ明かされていないが、ガン監督の先の発言を鑑みれば、ひとまずハーレイとウィーゼルはこの“何名か”に含まれている可能性が高い。
キャストには、マーゴットのほか2016年版から、リック・フラッグ役ジョエル・キナマン、キャプテン・ブーメランジェイ・コートニーらが復帰。また新キャラクターには、ブラッドスポート役でイドリス・エルバ、ピースメーカー役でジョン・シナ、サヴァント役でマイケル・ルーカーといった実力派の面々が集結した。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)でガン監督とタッグを組んだシルヴェスター・スタローンの出演も判明している。
映画『ザ・スーサイド・スクワッド(原題:The Suicide Squad)』は2021年8月6日に米国の劇場&HBO Maxにて公開予定。