『スーサイド・スクワッド』続編の監督・脚本に『ザ・コンサルタント』ギャヴィン・オコナーが就任へ

DCエクステンデッド・ユニバース作品『スーサイド・スクワッド』(2016)の続編にて、『ザ・コンサルタント』(2016)のギャヴィン・オコナーが脚本・監督を務める方向であることがわかった。米Deadlineおよびバラエティ誌によると、オコナーは現在ワーナー・ブラザース社との交渉の最終段階にあるという。
『スーサイド・スクワッド』続編、これまでの経緯
『スーサイド・スクワッド』は、デッドショット(ウィル・スミス)やハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)、ジョーカー(ジャレッド・レト)といったDCコミックスの有名ヴィランがチームを結成するという趣向のアクション映画で、脚本・監督は『フューリー』(2014)などのデヴィッド・エアーが務めていた。
ただしエアーは続編を監督せず、すでにハーレイ・クインが主人公のスピンオフ作品『ゴッサム・シティ・サイレンズ(仮題)』の製作に着手している。

これまでワーナーは、エアーに代わって『スーサイド・スクワッド2(仮題)』でメガホンを取る監督を探しつづけてきた。しかし最有力候補といわれたメル・ギブソンはスケジュールの都合で契約に至らず、つづく有力候補とされたジャウム・コレット=セラもディズニー映画『ジャングル・クルーズ(原題:Jungle Cruise)』の監督に就任してしまったのだ。
このたび起用が現実的になりつつあるオコナー監督は、前作を手がけたエアー監督にも比較的近い系統の、硬派なアクション演出が特徴の人物だ。その人選はきわめて自然だということもできるだろう。
なお米Deadlineは、『スーサイド・スクワッド2』でギャヴィン・オコナーとともに脚本を執筆する人物としてアンソニー・タンバキスの名前を報じている。オコナー監督とは2011年『ウォーリアー』でもタッグを組んだ人物とあって、そのエモーショナルなストーリーテリングが再び冴えわたることにも期待できそうだ。
なお本作の撮影は、ウィル・スミスほか出演者のスケジュールにより2018年秋よりスタートするとみられている。
映画『スーサイド・スクワッド』はブルーレイ&DVDが現在発売中。
Sources: http://deadline.com/2017/09/gavin-oconnor-to-direct-suicide-squad-2-1202163066/
http://variety.com/2017/film/news/suicide-squad-2-gavin-oconnor-writer-director-1202549203/
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