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ガイ・リッチー監督『スーサイド・スクワッド』続編に意欲「いい仕事ができただろうな」

新作映画『キング・アーサー』を控えたガイ・リッチー監督が、『スーサイド・スクワッド』続編に強い意欲を示していたことがわかった。『シャーロック・ホームズ』シリーズや今回の『キング・アーサー』など、もっぱら明るいトーンのアクション映画を手がけるイメージが定着しつつあるリッチーだが、もし実現していれば思わぬ快作となったかもしれない。

『キング・アーサー』のプロモーションのため、バラエティ誌のポッドキャストに登場したリッチーはこう語っている。

「『スーサイド・スクワッド2』を監督しているのを想像するんだよ。だって、すごくいい仕事ができただろうからね。別の仕事があるからできないんだけど、うまくやれただろうなって思うよ」

ワーナー・ブラザース社は『スーサイド・スクワッド』続編のため、すでに監督候補者へのアプローチを始めている。この口ぶりから察するに、おそらくワーナーはリッチーに何らかのアクションを起こしたのではないだろうか。しかしスケジュールの都合で、リッチーがメガホンを取ることは叶わなかった。なぜなら現在、リッチーはディズニーが手がける『アラジン』実写版で手一杯なのである……。

近頃は大規模なアクション映画を数多く手がけるリッチーだが、もともと彼は『ロック・ストック・トゥー・スモーキング・バレルズ』『スナッチ』など、いわゆる“ワルいヤツら”が徒党を組んだり組まなかったりする群像劇が大得意な人物だ。キャラの立ちまくったスーサイド・スクワッドの面々を扱わせれば、おそらく右に出る者はいなかったのではないだろうか。

ワーナー・ブラザース社は『スーサイド・スクワッド』続編のため、メル・ギブソン、ルーベン・フライシャー、ダニエル・エスピノーサ、ジョナサン・レヴィン、ジャウム・コレット=セラとの面会を済ませているが、いずれも現時点で契約には至っていない。なお前作を手がけたデヴィッド・エアーは、同じくDCエクステンデッド・ユニバース作品『ゴッサム・シティ・サイレンズ(仮題)』のため本作には関与しないとみられる。

映画『スーサイド・スクワッド』続編の公開時期は不明。なおガイ・リッチー監督の最新作『キング・アーサー』は2017年6月17日公開予定だ。

Sources: http://variety.com/2017/film/news/playback-podcast-guy-ritchie-king-arthur-legend-of-the-sword-1202410742/
http://screenrant.com/suicide-squad-2-sequel-guy-ritchie/

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。