カーク役クリス・パイン、『スター・トレック4』出演の可能性は「わからない」 ― 交渉決裂報道後、初コメント

J・J・エイブラムス製作、映画『スター・トレック』シリーズでジェームズ・T・カーク役を演じてきたクリス・パインが、企画進行中の『スター・トレック4(仮題)』への出演の可能性についてコメントした。
『スター・トレック4』は、これまでジェームズ・T・カークと父親ジョージ・カーク(クリス・ヘムズワース)をめぐる物語になると伝えられていた。しかし2018年8月中旬、パイン&ヘムズワースが契約条件をめぐってパラマウント・ピクチャーズ&スカイダンス・プロダクションズと決裂したと報じられている。久々の登場となるヘムズワースだけでなく、シリーズの要であるパインが出演しないという可能性は世界中のファンに大きな衝撃をもたらした。
このたびパインは、米Varietyの取材にて「『スター・トレック4』に興味はありますか?」との質問に応答。これは、交渉決裂が報じられたあと初めてのコメントとなる。
Would Chris Pine be interested in being a part of #StarTrek 4? #TIFF18 pic.twitter.com/4s3nxMCbtZ
— Variety (@Variety) 2018年9月7日
「わかりません。僕は関わりたいんですが、どうなるかは様子を見ましょう。僕は電話が鳴るのを待ちますよ。それまでは楽しみにしています。」
パインは慎重な口ぶりながら、『スター・トレック4』に出演する意思があることだけを口にしている。報道内容には触れられておらず、パラマウント&スカイダンスとの交渉状況はわからないままだ。
なお『スター・トレック』シリーズでマッコイ役を演じている俳優カール・アーバンは、先日『スター・トレック4』について「クリスたちの出演、二人との契約交渉にかかっていると思います」と発言。パイン&ヘムズワースが企画に前向きであることを示唆したうえで、「パラマウントやスタッフが解決策を見つけてくれると信じています」とコメントしている。
映画『スター・トレック』第4作の脚本は、ドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング(邦題未定、原題:The Lord of the Rings)」の新鋭J・D・ペイン&パトリック・マッケイが執筆。シリーズ初の女性監督として、ドラマ「コラテラル 真実の行方」(2018)や「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」(2015)のS・J・クラークソンが起用された。
Source: Variety
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore