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【ネタバレ】「ストレンジャー・シングス5」第1話、シーズン1とつながるポイント ─ 「ここまで詳細に描かれるとは」

ストレンジャー・シングス 未知の世界
Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」独占配信中

この記事には、「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」第1話『第1章 潜入、ふたたび』のネタバレが含まれています。

「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」
Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」最終章:11月27日(木)10時より世界独占配信

「ストレンジャー・シングス」シーズン1では、“裏側の世界”に連れ去られたウィル・バイヤーズの救出が物語の軸になっていた。もっとも、ウィルがそこでどんな体験をしたのかは、いまだ謎のベールに包まれたまま。シーズン5第1話『第1章 潜入、ふたたび』では、冒頭のフラッシュバックでついにその一端が明かされる。

舞台は、ウィルが失踪した1983年11月12日。ウィルは“裏側の世界”のバイヤーズ城に隠れながら、「残るべきか進むべきか♪」と口ずさんでいる。これは兄ジョナサンが両親のケンカから気をそらすために教えた、ザ・クラッシュの楽曲「Should I Stay or Should I Go」だ。シーズン1第4話でも、ウィルがこの曲を歌う声を、エルの能力によってマイクがトランシーバー越しに聞いていた。

その後デモゴルゴンが現れ、ウィルはショットガンで応戦しつつ逃走。木に登るが転落し、ホーキンスの図書館へ連れて行かれる。この図書館は、シーズン1第8話で母ジョイスとホッパーがウィルを見つけた場所だ。ウィルはツタで身体を固定され、口にはヘビのような不気味な生物が入り込んでいた──このシーンでは、まさにその瞬間が映し出される。

このオープニングシーンについて、ウィル役のノア・シュナップは「非常に満足のいくものでした。“ああ、ついに何が起きたのか分かった”という感じでした」と語っている。

シュナップも、失踪後にウィルが何を体験したかは「台本の読み合わせをするまで」知らず、「ここまで詳細に描かれるとは」思っていなかったとのこと。また、自分が想像していたものとは「まったく違っていた」という。

「みんなウィルは弱虫だと思っていたし、僕もずっと隠れているだけだと思っていました。まさか木に登ったり、走ったり、銃を撃ったりするなんて想像していませんでした。シーズン5では彼が思ったより強い設定になっていて、できるだけ多くを知ることは、演技にも役立ちました。」

共同クリエイターのロス・ダファーによると、シーズン1時点ではシリーズが続くと思っていなかったため、シーズン2の製作時に初めて「すべての現象の背後に存在する生命体について話し始めた」とのこと。「そこで初めて、ヴェクナ/ヘンリー/ワンにつながる物語の構築に着手したのです」。

フラッシュバックの最後にはヴェクナも登場し、ウィルにこう語りかける。「ついに時が来た。さあ始めよう。私たちは、すばらしいことを共に成し遂げようとしているんだ。ウィリアム。このうえなくすばらしいことを」。

なお、ウィルが“裏側の世界”でどう生き延びたかという謎は明かされたが、「なぜウィルが連れ去られたのか」は依然として謎のまま。もしかしたらヴェクナの不吉なセリフと関係しているのかもしれない。その意味は、きっと残りの4エピソードで明かされるだろう。

「ストレンジャーシングス 未知の世界 5」VOL 1(第1~4話)は配信中。VOL 2(第5~7話)は12月26日(金)10時、フィナーレ(第8話)は2026年1月1日(木)10時より配信予定。

Source:Deadline

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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