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バッキー役セバスチャン・スタン、単独映画『ブラック・ウィドウ』出演に意欲!今後も演じる意志示す

映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)からスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカの親友バッキー・バーンズ役を演じてきたセバスチャン・スタンが、今後もバッキー役を演じていく意志を語った。現在企画が進行していると報じられた、スカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウの単独映画にも出演の意欲を示している。

『ブラック・ウィドウ』出演、今後の活躍を「願っています」

2018年4月8日(現地時間)、英国ロンドンでの『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』試写イベントに登場したスタンは、伊Bad Tasteの取材で『ブラック・ウィドウ(仮題)』への興味を問われると「もちろん!いつでも準備できてますよ」と答えた。

「(バッキーとブラック・ウィドウには)とても良い歴史がありますよね。すごく複雑ですよ……実際、コミックのバッキーは彼女を指導していたんですから。冷戦下という非常に具体的で、しかも興味深い設定です。スパイ風、スリラー風、ノワール風の物語で。(『ブラック・ウィドウ』では)そういうところを深められたらすごく面白いでしょうね。そうだったらいいなと思いますよ。」

現時点で単独映画『ブラック・ウィドウ』のストーリーがどうなるのかは不明だが、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)において、ブラック・ウィドウの過去はわずかに示唆されている。キャラクターの背景が前日譚として描かれれば、マーベル・シネマティック・ユニバースのファンにとって非常に魅力的なストーリーになることは間違いないだろう。

また英Hey U Guysの取材にて、スタンは今後もバッキー役を演じる意志を明かしている。ただし『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』以降、再登場の予定はまだ立っていないようだ。

「(今後)起こるかもしれないことについて、(マーベルと)話し合いをしました。バッキーはどこへ向かうのか、どこへ向かわないのかって。でも、予想するのはすごく難しいんです。だってファンのみなさん次第、あらゆる出来事次第で、時間をかけて決まるものですから。[中略]ウィンター・ソルジャーの(単独)映画や、あらゆる可能性があると思います。ここまで来られて本当にうれしいんです、今後も続いていくことを願っていますよ。」

この言葉からは、ひとまず『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ』第4作の撮影を終えて、スタンがほっとしているらしいことがうかがえる。過去10年間の集大成でどんな活躍を見せてくれるのか、今はそちらへの期待に集中することにしよう。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw.html

Sources: Bad Taste, HUG

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。