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『アベンジャーズ』ブラック・ウィドウの単独映画がついに始動!脚本家が決定

マーベル・シネマティック・ユニバースにてスカーレット・ヨハンソンが演じている女性ヒーロー、ブラック・ウィドウを主人公とする単独映画がいよいよ始動したようだ。米Variety誌、The Wrap誌などが伝えている。

報道によれば、マーベル・スタジオは『ブラック・ウィドウ(仮題)』の脚本家として、映画監督・脚本家として活動するジャック・スカエファーを起用したという。
スカエファーは、映画化されていない優秀な脚本が掲載される“ブラックリスト”に名前を連ねた『ザ・シャワー(原題:The Shower)』を執筆し、女優アン・ハサウェイに注目されて、彼女の新作映画『ナスティ・ウーマン(原題:Nasty Woman)』に抜擢された人物。すでにディズニー作品では『アナと雪の女王/家族の思い出』(3月16日公開『リメンバー・ミー』同時上映)を執筆するなど、非常に精力的な活動をみせている。

『ブラック・ウィドウ』にスカエファーが抜擢される以前、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は複数の脚本家と面会しており、またマーベル幹部とスカーレット・ヨハンソンは、単独映画『ブラック・ウィドウ』に求めるものについて話し合いを行っていたという。なお、本作の準備は初期段階であり、その製作に正式なゴーサインが出たわけではないようだ。

ヨハンソン扮するブラック・ウィドウは、2010年『アイアンマン2』で初登場を果たし、その後『アベンジャーズ』(2012)『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)に出演。ファンから単独映画を望む声は絶えなかったが、現在に至るまで実現していなかった。
ただし舞台裏では、ヨハンソンやファイギ社長が単独映画化に前向きな姿勢を示していたほか、“レジェンド”スタン・リーも「いずれ実現する」と発言したことがある。『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督や『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のタイカ・ワイティティ監督が意欲を見せていただけに、誰がメガホンを取るのかも気になるところだ。

『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』をもってヨハンソンはマーベル・スタジオとの契約を満了するといわれていたが、このタイミングで単独映画が実現するならば、おそらく彼女の契約は今後も継続されることになるだろう。今後の情報を引き続き注視していきたい。

Sources: http://variety.com/2018/film/news/marvel-black-widow-jac-schaeffer-screenwriter-1202643908/
https://www.thewrap.com/jac-schaeffer-marvel-black-widow-movie/
©THE RIVER

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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