セバスチャン・スタン、3年ぶりのバッキー役「楽しみ」 ─ 『サンダーボルツ』MCU復帰に初コメント

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役を演じてきたセバスチャン・スタンが、“MCU初のヴィラン映画”とも言われる『サンダーボルツ(原題)』でMCUに復帰する。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)以来、およそ3年ぶりの再演だ。
出演最新作『Sharper:騙す人』のApple TV+配信を2023年2月17日に控え、セバスチャンは米Colliderのインタビューに登場。「『サンダーボルツ』について言えることはありますか?」との質問に、本作でのバッキー役再演について初めて口を開いた。
「ノー。いつも通り、戻れることはうれしいですよ。楽しみにしています。このキャラクター(バッキー)はどんな方向性にも進めるし、僕たちはいろんな意味で道を開いたと思うから。ただ、まだ脚本を読んでいないし、送られてきてもいないんです。いつもとまったく同じですね。」
セバスチャンが述べているように、バッキーは「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」を経て、再び新たな岐路にいる。“相棒”のファルコン/サム・ウィルソンはいまやキャプテン・アメリカの2代目となり、単独映画『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー(原題)』が待機中。セバスチャンが同作に数シーンのみ出演するとの噂もあるが、真偽は定かでなく、いずれにせよサム&バッキーはしばし別々の道を進むことになる。
代わりに『サンダーボルツ』で共演するのは、エレーナ・ベロワ役のフローレンス・ピュー、レッド・ガーディアン役のデヴィッド・ハーバー、タスクマスター役のオルガ・キュリレンコ、USエージェント役のワイアット・ラッセル、ゴースト役のハナ・ジョン=カーメン、ヴァル役のジュリア・ルイス=ドレイファス、そしてサディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍役のハリソン・フォードという面々だ。今回、セバスチャンは「出演者が本当に楽しみ。素晴らしい方々が集まるので、共演できるのが待ちきれません」とも話している。
ちなみにレッド・ガーディアン役のハーバーは、撮影地が同じアトランタであることから『サンダーボルツ』と「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン5を並行して撮影予定。これを聞いたセバスチャンは、驚いた表情を浮かべてから「すごい、どうやるんだろう。もしかしてこっちの映画には出ないのかも」と笑い、「何も言ってませんよ! 彼は最高、デヴィッド大好きです」と締めくくった。
映画『サンダーボルツ(原題)』は2024年7月26日に米国公開予定。撮影は2023年6月に開始される。
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Sources: Collider, The Cosmic Circus