スタン・リー、健康上の問題でコミコンを欠席

マーベル・メディア名誉会長であり、スパイダーマンやX-MENなど数多くのマーベルヒーローの生みの親スタン・リーが、参加予定だった2017年3月11日から12日にかけてニューヨークにて行われるBig Apple Comic Conを欠席することが明かされた。同コミコンの公式サイトおよびSNSでは”健康上の問題”と説明されている。
スタン・リーは1922年12月28日生まれの現在94歳。アメリカン・コミック界への多大な貢献はもちろん、94歳とは思えないバイタリティで数多くのマーベル映画にカメオ出演することでファンに愛され続けている。また、世界各国で開催されるコミコンなどのイベント行脚をこなし、ファンとのコミュニケーションを欠かさない。ここ日本にも2016年12月2日〜4日に開催された東京コミコンで来日。ファンとのサイン&握手会で楽しませてくれた他、杉山すぴ豊さんのプレゼンステージにサプライズ登場するなど会場を湧かせた。オープニング・セレモニーではゲスト登場したミス・インターナショナル日本代表や司会進行の美女を抱き寄せキスを迫るなど、衰えぬスケベ・バイタリティも元気の秘訣に違いない(そんなところが大好き)。

先日公開された『デッドプール』続編の特報映像にも元気に登場していただけに、御大が高齢であることをすっかり忘れてしまいがちだが、ここ数年スタン・リーは同様に健康上の理由でコンベンションへの出席をキャンセルすることも少なくなかった。いつまでも元気な姿を見られるのは嬉しい限りだが、あまり無理はしていただきたくない。欠席の理由である「健康上の問題」の種類や深刻さについての発表はないが、今はともかく回復を祈りたい。
Source:http://www.nycbm.com/
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