セバスチャン・スタン、「パム&トミー」でフルヌード出演を承諾した理由を明かす

1990年代に世間を騒がせたカリスマドラマーと人気女優の“セックステープ流出”スキャンダルに迫るドラマシリーズ「パム&トミー」で、主演の2人はヌードシーンに挑んだ。このたび、モトリー・クルーのドラマーであるトミー・リーを演じたセバスチャン・スタンが、ヌード出演を承諾した理由や、ヌードシーン自体に対する考えを米The Hollywood Reporterに明かしている。
「パム&トミー」では、出会ってすぐに結婚した人気ドラマーのトミーとドラマ「ベイウォッチ」で人気を博していた女優のパメラ・アンダーソンが、記念用に撮っていたセックステープを何者かに盗まれ、流出されてしまう。幸せな時間もつかの間、2人は犯人探しや世間の対応に追われていくことになる。
劇中の前半では、いわば“幸せパート”も多く描かれ、パメラとトミーの愛の営みをダイレクトに映し出す描写も登場した。全裸で撮影に挑んだこともあったスタンは、参加前に「考え直すということはしなかった」という。全裸シーンについて、「長い間女性が取り組んでこなければいけなかったことだと感じました」と語るスタンは、承諾した理由をこう続けている。
「それが今では、“今度は自分たちの番だ”というように感じたんです。もし、それが卑猥であったり、単に注目を集めたりする目的でない限りはやります。[中略]対話の観点からアプローチされていて、皆が内容を納得しているのであれば、良いのではないかと思います。」
このように語るスタンだが、ヌードシーンの撮影によって演者たちが背負った精神的な負荷が大きかったであろうことは想像に難くない。必ずしもヌードシーンだけが要因ではないが、パメラ役のリリー・ジェームズは撮影開始の1週間前に企画を離脱したかったと明かしており、当時の心境として「私にはできない。できない。怖すぎる」と感じていたのだとか。
ちなみに、演者には最大限の配慮がなされていたことも明かされている。その例として、ジェームズのバスト部分は特殊メイク、スタンのペニス部分はアニマトロニクスで再現されていたという。
「パム&トミー」はディズニープラスのスターにて独占配信中。
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Source: THR,Variety,Entertainment Weekly






























