『スター・ウォーズ』あの新作予定はどうなった?ライアン・ジョンソン版、「オビ=ワン」シーズン2、タイカ・ワイティティ版の最新状況

タイカ・ワイティティ監督の新映画

マーベル映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』や『ジョジョ・ラビット』(2019)で知られるタイカ・ワイティティ監督といえば、気の抜けたコメディに、思わぬ感動的な演出を忍ばれる気鋭フィルムメーカー。そんなワイティティが初めて『スター・ウォーズ』にやってくるとして注目されていた企画だ。
かねてからワイティティは脚本作業を進めていると話していたが、こちらも具体的な進捗は見られていない。ケネディによる説明は以下の通りだ。
「タイカはまだ取り組んでいるところです。彼は自分で脚本を書いています。あまり他の人を巻き込みたくないようで、私はそれで良いと思います。とてもとても個性的な方ですね。だから彼の作業工程を、我々としては保護したい。いつかは製作するつもりです。」
実際のところ、ワイティティ版はまだ正式にゴーサインを得られているわけではないようだ。以前ワイティティ自身が話していたように、仕上げた脚本が却下されてしまう可能性もある。現時点では、「ワイティティが『スター・ウォーズ』を監督できるチャンスがあるが、それは彼が書いている脚本次第」と捉えておくのが良いだろう。