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『スター・ウォーズ』新3部作が製作決定、『X-MEN』サイモン・キンバーグが手がける

スター・ウォーズとライアン・ゴズリング

『スター・ウォーズ』より、新たな長編映画3部作が製作されることが判明した。脚本と製作を務めるのは、『X-MEN』シリーズなどのサイモン・キンバーグだ。米Deadline伝えた。

ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディCEOも製作。プロットについては謎に包まれているが、『スカイウォーカーの夜明け』(2019)で幕を閉じたスカイウォーカー・サーガの継続とはならず、全く新しいキャラクターと物語が用意されるという。

現在、『スター・ウォーズ』にはいくつかの新作映画が控えており、もっとも具体的であるのはドラマ「マンダロリアン」の劇場版『マンダロリアン&グローグー』で、2026年5月22日US公開予定。ほか、レイ(デイジー・リドリー)を主体に『スカイウォーカーの夜明け』の15年後を描く映画もあるが、こちらは脚本家のスティーヴン・ナイトが降板したばかり。また、『Star Wars:Dawn of the Jedi』との仮題で25,000年前のジェダイの起源を描く作品は、監督に『LOGAN/ローガン』(2017)のジェームズ・マンゴールド、脚本に「キャシアン・アンドー」(2022)のボー・ウィリモンが就任している。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

そのほか、『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)ショーン・レヴィ監督が手掛ける新作映画もあり、こちらは夏に脚本家が決定した。さらに、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)タイカ・ワイティティ監督による企画や、『最後のジェダイ』(2017)ライアン・ジョンソン監督による新3部作の構想もかねてより伝えられているが、具体的な進捗は滞っている。

『スター・ウォーズ』の新作については、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ版、「ゲーム・オブ・スローンズ」デヴィッド・ベニオフ&D・B・ワイス版、『ワンダーウーマン』シリーズのパティ・ジェンキンスによる『ローグ・スコードロン』と、頓挫してしまった企画も少なくない。ディズニーCEOのボブ・アイガーは2023年、今後の『スター・ウォーズ』新作について、「それが正しいものであるかをきちんと確認するつもりです。深く注意を払ってまいります」と慎重な構えを示した

新サーガ立ち上げを担うサイモン・キンバーグは『X-MEN』シリーズの脚本や製作で知られる。『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)で初監督を務めたが、この作品は必ずしも高い評価を受けたわけではなかった。この度の『スター・ウォーズ』新3部作では脚本と製作の担当となるので、監督にはまた別の人物が起用されると見られる。

なお、キンバーグは既にアニメシリーズ「スター・ウォーズ 反乱者たち」製作総指揮としてユニバースに参加済み。ほか、『スター・ウォーズ』のライバルと言えるSFシリーズ『スター・トレック』の新作映画の製作も手掛けることとなっている。

現時点で企画はごく初期段階にあるといい、製作時期などは未定。発展には時間を要する可能性もあるが、続報を待とう。

▼ フォースと共にあらんことを

Source:Deadline

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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