海外ドラマ「SUITS/スーツ」新シリーズ準備中 ─ LA舞台のお仕事ドラマとしてユニバース展開?

人気リーガルドラマ「SUITS/スーツ」(2011-2019)より、新シリーズの企画が進行中であることがわかった。米Deadlineが報じている。
情報筋によれば、クリエイターのアーロン・コーシュは現在、NBCユニバーサル向けに「SUITS/スーツ」の派生作品を開発中とのこと。まだ契約の交渉中だが、企画は本格的な取り組みによって急ピッチで進められる見込みだという。
なお、同企画はリバイバルやリブートでもなければ、「SUITS:ジェシカ・ピアソン」(2019)のようなスピンオフでもないそう。イメージとしては「CSI」や「NCIS」シリーズに近く、「SUITS/スーツ」ユニバース内の新たな場所で、新たなキャラクターに焦点を当てたものになるだろう、と伝えられている。ロサンゼルスが舞台のお仕事ドラマとして検討されているようだ。
「SUITS/スーツ」は、ニューヨークの大手法律事務所を舞台に、敏腕弁護士のハーヴィー(ガブリエル・マクト)と天才的な頭脳を持つ青年マイク(パトリック・J・アダムス)がタッグを組み、様々な訴訟に挑んでいく物語。メーガン妃ことメーガン・マークルが、マイクの恋人レイチェル役として出演。米USAネットワークで全9シーズンが放送され、ジーナ・トーレスが主演するスピンオフ「SUITS:ジェシカ・ピアソン」も製作された。
本作は2019年に完結したが、2023年6月にアメリカのNetflixで全シーズンの配信が始まると、人気が再燃。それ以来、ストリーミング視聴率ランキングを席巻し、ニールセンのストリーミングTOP10で史上最多1位を記録した。こうした予期せぬ「SUITS」フィーバーや新記録を受けて、クリエイターのコーシュは「僕ですら『SUITS』を過小評価していたようだ」と自身のXで驚きを述べていたばかりだ。
なお「SUITS」&「SUITS:ジェシカ・ピアソン」はともにUSAネットワークで放送されたが、新シリーズの放送局・プラットフォームは未定とのこと。さらなる続報を楽しみに待ちたい。
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