「アローバース」スーパーマン&ロイス・レインのスピンオフドラマが企画中 ─ 共働き夫婦のストレスとプレッシャー描く

DCドラマ「SUPERGIRL/スーパーガール」(2015-)などに登場する、“アローバース”版のスーパーマン&ロイス・レインのスピンオフドラマ「スーパーマン&ロイス(原題:Superman & Lois)」の企画が進められていることがわかった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。
報道によると、「スーパーマン&ロイス」は現代を舞台に、世界一有名なスーパーヒーローと、コミックで最も有名なジャーナリストという“共働き夫婦”が、現代社会で直面するストレスやプレッシャー、複雑な現実に直面していく物語になるという。昨今、アメコミを原作として独自のストーリーテリングに踏み込む作品が次々と増えている中で、本作もそんなうちの一作になりそうだ。
「SUPERGIRL/スーパーガール」をはじめとするアローバースの各作品に続き、クラーク・ケント/スーパーマン役はタイラー・ホークリン、ロイス・レイン役はビッツィー・トゥロック(別称:エリザベス・トゥロック)が演じる。ショーランナー兼エグゼクティブ・プロデューサーは、「THE FLASH/フラッシュ」(2014-)に携わっていたトッド・ヘルビング。同じくエグゼクティブ・プロデューサーには、アローバースの仕掛け人であるグレッグ・バーランティと、元DCコミックスの重鎮ジェフ・ジョンズらが就任した。
なお、スーパーマン役のホークリンは「スーパーマン&ロイス」の企画が進んでいることを認め、「この物語を描けることに大変感謝しています」と記し、トゥロックやスタッフに対して深く感謝を述べた。もっとも、作品の内容については「今はまだ秘密にしておかなければ」とのことだ。
なおアローバースでは、「ARROW/アロー」(2012-)がシーズン8で完結を迎えるにともない、女性キャラクターのミア・スモーク、ローレル・ランス、ダイナ・ドレイクら「キャナリーズ」のスピンオフドラマ(タイトル未定)も進行中。ただし、同作が「ARROW/アロー」シーズン8の中でパイロット版が製作されるのに対して、「スーパーマン&ロイス」は独立したパイロット版が製作されるとのこと。アローバースを放送する米The CW局にとっては、DCドラマの新たなステージを切り拓く作品として期待されているという。
Source: Deadline