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『スーパーマン』ミスター・テリフィックとジミー・オルセンのスピンオフドラマが検討中か ─ 米報道

スーパーマン
(c) &TM DC(c)2025 WBEI

新DCユニバースの映画第1弾『スーパーマン』のスピンオフドラマを、監督・脚本のジェームズ・ガンが検討しているという。米The Wall Street Journalが報じている。

スーパーマン/クラーク・ケント役にデヴィッド・コレンスウェットを起用した『スーパーマン』は、DCスタジオの共同会長兼CEOに就任したガンが統括する新たなユニバースの皮切りとなる作品。すでに「ピースメイカー」(2022-)やアニメ「クリーチャー・コマンドーズ」(2024-)は新ユニバースに含まれるものとして製作されているが、本作では数々のキャラクターが初登場した。

報道によると、ガンがスピンオフドラマの製作を検討しているのは、ヒーローチーム「ジャスティス・ギャング」の一員であるミスター・テリフィック(エディ・ガテギ)と、デイリー・プラネット社で働くクラーク・ケントの同僚ジミー・オルセン(スカイラー・ギソンド)。ともに『スーパーマン』で見せ場を与えられ、さらなる掘り下げがいを感じさせるキャラクターだ。

スーパーマン
(c) &TM DC(c)2025 WBEI

また、この2人は今後の登場計画が未定であることも共通している。ジャスティス・ギャングのリーダーであるグリーン・ランタン/ガイ・ガードナー(ネイサン・フィリオン)は「グリーン・ランタン」のドラマシリーズ「ランタンズ(原題)」に登場するほか、メンバーのホークガール(イザベラ・メルセド)とともに「ピースメイカー」シーズン2にも参戦するが、ミスター・テリフィックはどちらにも登場しない見通し。一般市民であるオルセンも再登場の予定は発表されていない。

もともとガンは『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のスピンオフとして「ピースメイカー」を製作しているだけに、映画から派生してのユニバース拡大には成功の前例がある。『スーパーマン』からの派生も大いにありうるところだ。

この情報はあくまでも「事情に詳しい人物」の証言として伝えられたもので、現時点で信憑性には疑問の余地がある。ただし、SNSで誤った情報を否定することも多いガンである、もしも真実でないとすれば近日中に訂正が行われることだろう。

映画『スーパーマン』は公開中。スピンオフが実現するにせよしないにせよ、まずはスーパーマン/クラーク・ケントをはじめとする魅力的な新キャラクターたちの活躍を見届けてほしい。

Source: The Wall Street Journal

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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