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『ナポレオン・ダイナマイト』的?あの主演俳優が贈る新作コメディ『タパウィンゴ』予告編 ─ なんか懐かしい負け犬逆転劇

https://www.youtube.com/watch?v=dOsmAExV1KQ

「バス男」の邦題でも知られる『ナポレオン・ダイナマイト』(2004)の主演俳優ジョン・ヘダーが、再び“負け犬”からの逆転に挑む? 映画『タパウィンゴ(原題:Tapawingo)』の予告編が米国で公開された。

ヘダー演じる主人公ネイトは、30歳で両親と同居し、郵便室で働く平凡な男性。友達のネイトとは地元のレクリエーションセンターと、ビンゴに参加できる慈善団体の施設を行き来しながら、老人たちに混じって時間をつぶしている。もっとも遊んでいないとき、彼らはもっぱら訓練に励んでいた。いつか傭兵として雇われ、最高の戦士になるために。

ところがネイトたちの前に現れたのは、人々をいたぶることに何の抵抗も感じない“いじめっ子一家”だった。彼らは事態に対処するため、計画を練り、訓練​​の成果を試そうとするが……。

『ナポレオン・ダイナマイト』をどこか思わせる“負け犬からの逆転劇”だが、監督・脚本のディラン・K・ナランは、『ナポレオン・ダイナマイト』を手がけたジャレッド・ヘス監督をはじめ、ウェス・アンダーソンやエドガー・ライトから影響を受け、「自分が観たい、とことん楽しめるタイプの映画を作りたかった」と米Colliderにて語っている。そして「コメディでありながら心に響く、もう少し深い意味を持つテーマを扱える作品にしたかった」と。

出演はジョン・ヘダーのほか、『バウンド』(1996)のジーナ・ガーション、『タイタニック』(1997)のビリー・ゼインほか。公開された予告編は、インディペンデントらしいオフビートなコメディタッチと、『ナポレオン・ダイナマイト』どころか、そのはるか以前まで遡るほどの懐かしさが見どころ。日本で観られる日は来るだろうか?

映画『タパウィンゴ(原題:Tapawingo)』は2025年12月2日より米国配信予定。

Source: Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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