チャニング・テイタム、トイザらス映画の現場からちゃっかりガンビットのフィギュアを持ち帰る

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)を経て『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に参戦するチャニング・テイタムは、自身が演じるガンビットのキャラクターが本当に大好きなようだ。その偏愛ぶりを、別の作品の撮影現場でも思わぬ形で発揮している。
主演最新作『Roofman(原題)』にてテイタムは、トイザらスの店舗に潜伏し、6か月間も店内で暮らしていたという実在の強盗犯ジェフリー・マンチェスター役を演じている。プレミア上映が行われたトロント国際映画祭(TIFF)にて、テイタムと相手役のキルスティン・ダンスト、そして監督のデレク・シアンフランスは米Colliderのインタビュアーから「トイザらスのお店から何かオモチャを持ち帰りましたか?」と質問を受けている。
テイタムが「あの映画に関わった全員が、いや関わってさえいない人まで、100%間違いなくあのセットから何かを盗んだと思いますよ。だってあのセットはすごくノスタルジックだったから。僕だって盗みましたよ。あなたは何を盗みました?」と答えると、シアンフランスは「僕はスポンジ・ボブの夜用ライトを取りました」と白状。「めっちゃ変なの!今まで聞いた中で一番変な答えだな」と面白がりつつ、テイタムは「僕はガンビット、ローグ、そしてケーブルを取りました。ぶっちゃけるとガンビット2体、ローグ2体を取りました」と包み欠かさず実績を明かした。
ちなみにダンストは恐竜柄のパジャマ2セットと、アメリカの定番お菓子「スウェディッシュ・フィッシュ」と「フレンズ」のキャンディを持ち帰ったそう。パジャマとキャンディはいかにも子どものためというチョイスだが、テイタムも「娘からお願いされて巨大なテディベアも持って帰りましたよ。彼女がセットに遊びに来て、そのテディベアで遊んでいたので。だから今彼女の部屋にあります」と愛娘のためにひと肌脱いだようだ。
なおテイタムは、憧れ続けたガンビット役を『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』で再演。『デッドプール&ウルヴァリン』ではひどい訛りを喋って弄られていたが、今度はそれを封印してシリアスに演じるそう。曰く、『ドゥームズデイ』は「好きな人が見たら脳が溶ける」レベルだという。
『Roofman(原題)』は北米では2025年10月10日から劇場公開予定。日本での公開は現時点で未定となっている。
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Source:Collider