『パシフィック・リム:アップライジング』で東京がボロボロに!「東京コミコン2017」にて最新映像解禁、監督&菊地凛子も登場

映画『パシフィック・リム:アップライジング』が、少しずつその全貌を顕そうとしている。2017年12月3日、ポップカルチャーの祭典「東京コミコン」にて本作のスペシャルイベントが開催され、スティーヴン・S・デナイト監督、前作につづいて森マコ役を演じる菊地凛子が登場した。
このイベントの目玉は、本作『パシフィック・リム:アップライジング』の世界初解禁となる新映像の上映だ。超満員の客席はその仕上がりに熱狂、拍手と歓声で映像の公開を祝っている。

監督&菊地凛子、全世界期待の続編を語る
『パシフィック・リム:アップライジング』で、前作のギレルモ・デル・トロ監督に代わってメガホンを取ったのはスティーヴン・S・デナイト。ドラマ『デアデビル』(2015)でショーランナーを務めるなど、その才覚を発揮する注目のクリエイターだ。
「これ以上愛せないほど大好き」だという日本への初来日を果たしたデナイト監督は、残念ながらイベント後、すぐに本国へと戻らなければならないとのこと。しかし本作が劇場公開される2018年には、本編を携えて帰ってくると約束してくれた。
またステージのテーブルに並んでいたのは、バンダイ社による『パシフィック・リム:アップライジング』のフィギュアの数々。監督は実物を手にすると興奮した様子で、「最高。帰りの飛行機で手にしているかもしれませんね」と述べた。

世界初解禁、最新本編映像&メイキング!
イベントの目玉は、なんといっても世界初解禁となった『パシフィック・リム:アップライジング』最新映像の上映だ。
イェーガーが日本の都市を激走し、飛翔し、格闘する。もちろんパイロットたちも死力を尽くして戦い、若さにあふれた登場人物たちがその心情を力説する……。そんな本編映像の合間には、作品への熱い思いを語る監督や、本作の魅力を説明するジョン・ボイエガやスコット・イーストウッド、菊地凛子のインタビューが挿入されていた。
約2分半にわたる映像の上映後、いやおうなしに期待が高まる内容に客席は大興奮。その様子を肌で感じた監督は「とっても嬉しいです」と述べ、また初めて映像を観たという菊地も「前作の要素をすべて取り入れて、より進化させている。早く観たいです」と話した。
さらに前作と本作の大きな違いとして挙げられそうなのは、ド派手なKAIJU vs イェーガーの戦闘が白昼堂々展開すること。デナイト監督はそのこだわりについて、「前作とは違うもの、新しいものを見せたかった。ほとんどのアクションを昼間、晴れた場面でやっています」と述べている。同じ『パシフィック・リム』ではあるものの、本作はきっと新しい鑑賞体験を観客に与えてくれるにちがいない。
最後に菊地は、「私もひとりの『パシフィック・リム』ファンとして、公開をすごく楽しみにしています。新しいキャラクターも素晴らしい活躍を見せてくれていると思いますので、期待していただいて、ぜひ劇場でご覧ください」とコメント。
またデナイト監督は、「本当に早く観ていただきたいです。製作中はいつも、子供の頃に抱いていた夢が叶っていると思っていました。ぜひ劇場に足を運んでください、そうすれば『パシフィック・リム3』を作ることができます」と、さらなる意欲を示した。
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