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「東京コミコン2017」DCドラマの豪華声優陣がクロスオーバー!生セリフ披露にファンうっとり

©THE RIVER

「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」に「レジェンド・オブ・トゥモロー」など、ドラマが絶好調のDCTVシリーズ。12月3日に幕張メッセで開催された東京コミコン2017」ステージにて、このドラマのヒーローやヴィランを演じる人気声優が集結した。

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ステージに登場したのは、「レジェンド・オブ・トゥモロー」の東地宏樹(レナード・スナート/キャプテン・コールド役)、江川央生(ミック・ロリー/ ヒートウェーブ役)、「THE FLASH/フラッシュ」の福山潤(バリー・アレン/フラッシュ役)「ARROW/アロー」の日野聡(オリバー・クイーン/グリーンアロー役)。ドラマ内でもクロスオーバーを果たす豪華声優陣がこの日限りの集結を果たし、会場では劇中の台詞を生披露する贅沢サプライズも。超満員の会場のファンらは目を輝かせて聞き入った。

それぞれ自身が演じる役について、アロー役の日野は「自分の肉体を駆使して悪と戦うダーク・ヒーロー。悪だけでなく葛藤とも戦う、人間味溢れるヒーロー。オリバー・クイーンという青年の部分と、ダーク・ヒーローとして悪を成敗するグリーンアローという姿、そして若かりし頃のボンボンでチャラついたオリバー・クイーンの3つを演じ分けるのがポイント」と語った。

続いてフラッシュ役の福山が「フラッシュは聡が話していた『ARROW/アロー』から生まれたヒーローで…」と語ると、同い年の日野を下の名前でサラリと呼ぶあたりに声優同士の仲の良さを察知したファンがときめく。「最初はただただ速く走れるだけのヒーローという感じでしたが、次第に様々な能力を開花させていく。ダーク・ヒーローのアローに対し、フラッシュは親しみやすい、人情味あるヒーローとして描かれています」と語った福山は「バリー・アレンはイケメンで可愛らしい子なんですが、女の子に対してうまくアプローチできなかったりと、オタク気質なところが裏目に出る、みたいな人情味ある部分をストレートに表現できるように」演じていると明かした。

DCTVシリーズと言えば、個性的なヴィランたちが物語を盛り上げるのも見所。ヒートウェーブ役の江川は「ヒートウェーブは特に何も考えてません。大酒食らって、いつもふてくされてるのがヒートウェーブなので、そんな感じでやってます」と笑いを誘う。ヒートウェーブとコンビを成すキャプテン・コールド役の東地は「最初はフラッシュのライバルとして登場してから『レジェンド・オブ・トゥモロー』登場しました。最初は特殊能力を持っているのかと思っていたんですけど、結局人を凍らせる銃がなければただの人じゃないかと(笑)」とコメントし、「高飛車キャラということで、上から目線のカッコよさを追求している」と語った。

このイベントのつい前日にちょうど「レジェンド・オブ・トゥモロー」第一話を観返していたという東地は、「悪い奴らがおだてられて集められた間抜けさ。みんな悪い気しない感じで集まってるよね、という可笑しさを声優のみんなでも盛り上がっていたシーンだったんですよ」と、物語の幕開けが印象に残っていたと振り返る。

江川は「セカンド・シーズンで日本にタイムスリップするエピソードがありまして。ヒートウェーブも着物を着たり忍者の格好をしたり、徳川家光を殺しちゃうっていうね。日本の歴史をどうしてくれるんだ」とツッコミを入れると、会場は笑いに包まれる。

福山は「フラッシュ役として参加させて頂くずっと前から、いちファンとして『ARROW/アロー』をずっと観ていたので、思い入れが強かった。『THE FLASH/フラッシュ』第一話でオリバーとバリーがビルの上で会話をしているシーンはもの凄く思い入れ深いものがありました」と述懐する。

DCTVシリーズ作品群の中でも特に歴史の長い「ARROW/アロー」だが、日野は「『ARROW/アロー』ってよく人が死ぬんですね。演じていても辛くなることが多くて」と笑う。印象深いシーンについては「セカンド・シーズンでメインのヴィランとして登場したデスストロークとの戦い」と答えた。「お互い肉弾戦だったので。このあたりからだんだん敵が能力者になっていく。いかんせんオリバーは自分の肉体だけで戦っていますからね。」

貴重!ファンからの質問に直接回答

この日のイベントでは、声優陣に対して事前にファンから募った質問が直接投げられた。東地が演じるキャプテン・コールドの俳優ウェントワース・ミラーといえば、ドラマ「プリズン・ブレイク」の印象も強いが声を演じる上での違いについて尋ねられた東地は「『レジェンド・オブ・トゥモロー』でも結局兄貴(ドミニク・パーセル)と一緒に出ていますね。見てくれも、比較的坊主気味であると」と二役の共通点を述べ、「華やかな部分は変わらないが、『プリズン・ブレイク』が善玉であるならば、『レジェンド・オブ・トゥモロー』は悪玉ということで、メリハリをつけようと思いました。『プリズン・ブレイク』の方はかなりクールでしたが、キャプテン・コールドは静かなところから急にブチ切れるみたいな」と秘訣を明かす。

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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