『テッド』ドラマ版、初画像が公開 ─ 90年代のテッド&若きジョンを描く

命を宿した毒舌ぬいぐるみのテディベア“テッド”と、大人になりきれない中年男ジョンが繰り広げる大人向けの痛快コメディ映画『テッド』シリーズ。その前日譚となる新ドラマ版からファーストルックが到着した。
米Peacock製作によるドラマシリーズの舞台は1993年。かつて“テッド・ザ・ベア”として、子どもたちに大人気を博した時代の栄光は過ぎ去り、テッドはボストンの労働者階級の家庭で16歳のジョン・ベネット(映画版ではマーク・ウォールバーグが演じた)と暮らしているという設定だ。
映画版で監督・脚本を務め、テッドの声も担当し、ドラマ版に続投するセス・マクファーレンがInstagramを更新。テーブルに着いているテッドの画像を投稿し、「Peacock『テッド』の素晴らしいVFXで、会社の業績を凌いだFramestore Melbourneからの画像」と説明が加えられている。
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マクファーレンが言及したFramestore Melbourneはオーストラリアのメルボルンを拠点とするスタジオで、ビジュアルエフェクト、プロダクション、ディレクションなどのサービスを提供しており、これまでに、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(2023)や『バービー』(2023)、公開間近の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』などを手がけている。
大きな業績を誇るスタジオが手がけた90年代のテッドだが、ぬいぐるみには老けや若返りも関係ないので、見た目が映画版とあまり変わらない気もする。最新技術により、毛並みのフワフワ感が少し際っていると言えるかもしれない。
現時点で青年時代のジョンを演じるキャストは未定だが、マクファーレンはテッドの声を再演する。マクファーレンは全エピソードで監督も務め、「モダン・ファミリー」(2009‐2019)のポール・コリガン&ブラッド・ウォルシュと共同脚本・ショーランナー・製作総指揮を兼任。製作総指揮には、映画版シリーズのジェイソン・クラーク、「宇宙探査艦オーヴィル」(2017‐)でマクファーレンと組んだアラナ・クレイマン、『ダークタワー』(2017)のエリカ・ハギンズも名を連ねる。
『テッド』ドラマ版の米国リリース日は未定。日本でリリースされた際には、映画版でテッドの声を演じた有吉弘行がカムバックするのか、その点も注目したい。
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Source:@Seth MacFarlane , Comicbook.com , CBR