『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』冒頭のロキ撮影前にサノス役がトム・ヒドルストンを抱きしめて「すまんな」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の衝撃的な冒頭シーンを撮影する際、サノス役のジョシュ・ブローリンはロキ役のトム・ヒドルストンを抱きしめて、声をかけていたのだそうだ。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の内容に触れています。
帝王サノスとのインフィニティ・ストーン奪還戦が描かれた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の冒頭シーンで、アスガルドから避難中の船ステイツマンは襲撃を受けていた。四次元キューブを狙うサノスによって乗組員のほとんどは殺され、あのソーが、ハルクまでもが、その強大な力の前に屈していた。

裏切り王子のロキはサノスに忠誠を誓うふりをして接近し、ダガーナイフで騙し討ちを仕掛ける。しかし、サノスはその企みを見破っている。首根っこを掴んで持ち上げられると、ロキはジタバタと暴れる虫のように殺されてしまうのだった……。
このむごいシーンの撮影時のエピソードを、ロキ役のトム・ヒドルストンが米Backstageに明かしている。撮影地アトランタに到着してすぐに、サノス役のジョシュ・ブローリンとばったり会った時のことだ。ブローリンはヒドルストンの元にやってきて、彼をがっしりと抱きしめ、「すまんな」と声をかけたのだという。
当時はこれがロキとしての最後のシーンになるはずだったので、撮影現場では拍手喝采のクランクアップだったそうだ。その後、スタジオから「トム、本当にお世話になりました。なんという旅だったことでしょう。いつでも会いにきてくださいね」とのメッセージをもらったことを、ヒドスルトンは振り返っている。
ご存知のようにロキは、続編『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の過去のシーンに再登場。四次元キューブを奪って消えたことによって別の時間軸を作ってしまい、単独ドラマシリーズ「ロキ」へと繋がっていく。現時点でシーズン2に更新された唯一のMCUドラマである本作で、ロキは誰も想像していなかったほど重要なキャラクターとして、文字通り神格化されている。
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Source:Backstage