「ザ・ボーイズ」より「SHOGUN」「THE LAST OF US」をイジる胡散臭い動画が公開

Amazonシリーズ「ザ・ボーイズ」より、ヴォート社のスーパーヒーロー映画を手がけるアダム・バーク監督がアツい演技論を語る特別映像が公開された。「SHOGUN 将軍」や「THE LAST OF US」、そして自身が登場する「ザ・ボーイズ」までもネタにした、ブラックユーモアあふれる内容となっている。
米Prime Videoは、「スーパークラス:アダム・バークによる賞レースを狙う演技術」と題した動画を投稿。そのなかでアダムは「今は時代劇がアツい」と主張し、「ブリジャートン家」的な演技ではなく「サムライの“切腹顔”が見たいんだ」と力説。これは賞レースを席巻した時代劇ドラマ「SHOGUN 将軍」を意識したもので、自らその“切腹顔”の見本を披露している。
さらにアダムは、「ゾンビドラマは引き受けるな。ただし、シリーズ中盤に心を打たれるゲイのエピソードがあるなら別だ」と語る。これは「THE LAST OF US」シーズン1第3話で描かれたビル&フランクの感動回のことだろう。ゾンビジャンルをディスりつつ、「THE LAST OF US」には称賛を送った形だ。
最後は、「スーパーヒーロードラマには絶対に出るな」と忠告するアダム。「ザ・ボーイズ」の映像が流れるなか、「意外性のあるキャラクター、繊細な演技、鋭い社会風刺があれば違いが出るって思うかもしれないが、そんなもんクソほども意味がない」と強烈な皮肉をぶつけている。作中で『セブンの夜明け』などスーパーヒーロー礼賛映画を撮影してきたアダムだが、ヴォート社への不満がにじみ出ているようだ。
なお本映像は、オンライン動画教育プラットフォーム「MasterClass」のパロディであり、「ザ・ボーイズ」シーズン4のエミー賞キャンペーンの一環として制作された。最終章となるシーズン5は現在撮影中だ。
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Source:Prime Video