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リブート版『クロウ/飛翔伝説』が空中分解 ─ 主演ジェイソン・モモアと監督が離脱、企画はいったん白紙に

https://www.instagram.com/p/Bjcrux8nH6o/

カルト的人気を誇る『クロウ/飛翔伝説』(1994)のリブート版となる『ザ・クロウ(仮題)』より、主演のジェイソン・モモアおよびコリン・ハーディ監督がプロジェクトを離脱したことが分かった。Deadlineなど複数メディアが報じている。

Deadlineによれば、同作のプロデューサー サミュエル・ハディダ氏とソニー・ピクチャーズの間で創作面および資金面でのトラブルがあったとされている。実は同作は過去に企画を保有していた製作会社Relativity Media社が倒産、新たにサミュエル・ハディダ氏率いるDavis Film社のもとで再始動するなど紆余曲折を経ていた。その後は米国公開日を2019年10月に設定するなど製作準備が進められていると思われていたものの、このたび再び白紙に戻った形となる。

ジェームズ・オバーによるコミックをブルース・リーの息子ブランドン・リー主演で実写化した映画『クロウ/飛翔伝説』は、ある日婚約者と共に暴漢によって惨殺されるも、死の国の使者であるカラスの力によって蘇ったエリックの復讐を描く物語。銃撃シーンを撮影する際、なぜか銃身に実弾が入っており、被弾したブランドンが死亡してしまったといういわく付きの一作でもある。

ジェイソン・モモアはこの伝説的映画のリブートに思い入れがあったようで、自身の離脱についてInstagramで以下のコメントを発表すると共に、ファンへ謝罪の意を述べている。

「夢だったこの役を演じるのに8年間待ち続けてきました。コリン・ハーディとソニー・ピクチャーズは大好きですが、残念なことにまた8年待たなきゃいけないかもしれません。僕たちのチームじゃないでしょう。でも(待つことを)誓います。ジェームズ・オバー、次の作品に僕が出なくてすみません。この映画は解放されなければならないのです。ファンの皆さんにもお詫びします。僕はこの映画にふさわしい役を演じることはできません。この映画は愛を必要としているのです。コリン、大好きです。アロハ、Jより。」

なおオリジナル版『クロウ/飛翔伝説』を監督したアレックス・プロヤス監督は、撮影中の事故によりブランドン・リーを失ったことに心を痛めており、自身のFacebook上で「ブランドン・リーでなければリメイクする価値はありません」、「これはブランドンの映画のままにしておいてください」と発言していた

Source: Deadline, Variety, THR,Jason Momoa

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まだいEriko

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