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『ラ・ラ・ランド』チャゼル監督のNetflixドラマ「ジ・エディ」米特報映像 ─ ジャズがテーマの音楽劇、舞台は現代のパリ

ジ・エディ

『セッション』(2014)『ラ・ラ・ランド』(2016)のデイミアン・チャゼルが製作総指揮・エピソード監督を務めるNetflixオリジナルシリーズ「ジ・エディ」の米特報映像が到着した。ジャズミュージックが刻むビートに合わせて、本作の世界観を体感してほしい。

全8話構成の「ジ・エディ」は、あらゆる文化が入り混じる現代のパリが舞台。閉店寸前のジャズクラブを営むエリオット・ウドーは、問題を抱えた15歳の娘と突如一緒に暮らすことに。ジャズクラブを救い、身近にいる人を守るために戦いながら、自身の過去に向き合うウドーの姿が描かれる。

特報映像では、『ムーンライト』(2016)のアンドレ・ホランド演じるウドーが、サイレンが鳴り響き、若者が行き交う夜のパリを歩き、小さな看板を掲げたジャズクラブ「The Eddy」へと入っていく姿が映し出されている。ジャズクラブの入口付近には若者が列をなしており、盛況の様子だ。映像の終盤には「音楽は拒絶を、悲しみを、絶望を、困難を、全てを刻む」というメッセージも。

ジ・エディ

脚本・プロデューサーを務めるジャック・ソーン曰く、本作はいわゆるミュージカル・ドラマとは違うのだという。米The Hollywood Reporterのインタビューにてジャックは、「実際にはミュージカルではなく、ミュージシャンについての作品なんです。だから誰かが突然歌い出すことは無いですね」と説明。プロのミュージシャンやバンドがパフォーマンスを行うといい、中には撮影現場で生演奏を収めたシーンもあるとのこと。音楽担当のランディ・カーバーとグレン・バラードは、製作が始まる前の時点で、60曲も作ったほどの気合いの入りようだ。

アンドレのほか共演者には、『COLD WAR あの歌、2つの心』(2018)のヨアンナ・クーリグ、『ハンガー・ゲーム』(2012)のアマンドラ・ステンバーグ、『ダゲレオタイプの女』(2016)のタハール・ラヒムらが名を連ねている。

エピソード監督には、第1話・第2話を担当するチャゼルをはじめ、「シックス・フィート・アンダー」(2001-2003)「ニュースルーム」(2012-2014)のアラン・プール(第7・8話)、カンヌ国際映画祭カメラ・ドール選出作品『ディヴァイン』(2016)のウーダ・ベニャミナ(第3・4話)、モロッコ出身のライラ・マラクシ(第5・6話)が就任している。

Netflixオリジナルシリーズ『ジ・エディ』は、2020年5月8日独占配信予定。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。