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DC『ザ・フラッシュ』に複数のサプライズ、監督が予告 ─ 「観るまでは知らないほうが良い」

ジャスティス・リーグ
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2022年公開のDC映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』には、どうやらいくつものサプライズが用意されているらしい…? 監督のアンディ・ムスキエティが示唆した。

『ザ・フラッシュ』は、先日はDCファンドームでの初映像が話題を呼び、2021年4月に始まった撮影の終了も報告されたばかり。このたび中国版DCファンドームに登場した監督は、秘密のサプライズを予告している。

私たちに言えるのは、複数のサプライズがあるということ。どういうものかは言えませんが、きっとみなさんを驚かせることになるでしょう。この話題はしなければしないほどいいものだと思います。カメラの後ろで興奮しましたが、大スクリーンで観るまでは知らないほうがいいですね。」

本作はフラッシュ/バリー・アレンと並行世界をめぐるコミックの人気エピソード「フラッシュポイント」を原案とする、DC映画における“マルチバースの接点”ともいわれる一作。ベン・アフレックとマイケル・キートン演じるバットマンが復帰するほか、初映像には複数のバリー・アレン(エズラ・ミラー)が登場してもおり、マルチバースの可能性は無限大だ。おそらくは、サプライズもこのマルチバースに由来するものになることだろう。

ムスキエティ監督は「この映画の今後、DCマルチバースの未来については多くを語れない」とも述べつつ、ひとりの作り手として、自らがマルチバースを開拓することに興奮していることを明かした。

「マルチバースはコミックの世界で何十年も描かれてきたもので、映画に取り入れるには良いタイミングだと思います。我々のマルチバースが、キャラクターにとってのマルチバースというだけでなく、映画にとってのマルチバースだということも特別。マイケル・キートンがバットマンを再演するように、映画のマルチバースであるところが面白いし、僕自身が本作に惹かれた理由のひとつなんです。」

出演者にはフラッシュ/バリー・アレン役のエズラ・ミラーをはじめ、バットマン役に『ジャスティス・リーグ』(2017)のベン・アフレックと『バットマン』(1989)のマイケル・キートンが復帰。初登場のスーパーガール役を新鋭サッシャ・カーレ、バリーの恋人アイリス・ウェスト役を『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』(2018)のカーシー・クレモンズが演じる。監督は『IT/イット』2部作のアンディ・ムスキエティ、脚本は『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020)のクリスティーナ・ホドソン。

映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』は2022年11月4日に米国公開予定

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Sources: ComicBook.com(1, 2

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。