「ザ・ボーイズ」監督、『The Last of Us Part II』を絶賛「傑作です」

傑作サバイバルアクションの決定版『The Last of Us』の続編『The Last of Us Part II』が、2020年6月19日に発売された。本作を一足先にプレイした、『10 クローバーフィールド・レーン』(2016)「ザ・ボーイズ」(2019-)のダン・トラクテンバーグ監督が、自身のTwitterで絶賛の声を送っている。
「『The Last of Us Part II』をプレイさせて頂きました。傑作です。(クリエイティブ・ディレクターの)ニール・ドラックマンはもちろんのこと、全ての部門責任者、アーティスト、技術者、QAエンジニアなど、全員が最高レベルの能力を発揮しています。演技については、私がこれまでに見た全てのメディアの中で最も優れているものでした。」
称賛の声はこれだけに留まらず、トラクテンバーグ監督は「驚異的なサウンドデザインによって、グラフィックが更に向上していますね」とも語っている。「ストーリーテリング史上最も優れたストーリーの一つです」「恐ろしくて、美しかったです。『The Last of Us Part II』以上に新鮮な気持ちにさせられた作品はありません」。
また、トラクテンバーグ監督は「“優しくして頂けませんか”と思う場面も沢山ありました」と語っており、前作よりも暴力描写が更に過激化していることを予感させる。一方、本作について以前、ニール・ドラックマンは「前作よりも論争を招く作品になるかもしれません。実に刺激的な方法で、興味深い哲学的な問題をプレイヤーに投げかけています」と予告していた。つまり、プレイヤーの倫理観が問われるような鮮烈な物語が描かれることも十分にあり得るだろう。
(1 ) I’ve played THE LAST OF US 2. It is a master’s piece (referring to of course Neil but also every department head, artist, craftsman, qa etc. Masters working AT THE HIGHEST LEVEL one can work). The acting is some of the best I’ve ever seen across any medium.
— Dan Trachtenberg (@DannyTRS) June 12, 2020
(2/ )The incredible sound design makes the graphics look better. One of the most well told stories in the history of storytelling. There’s countless “would you kindly” moments.
— Dan Trachtenberg (@DannyTRS) June 12, 2020
(3/3) It’s hideous and beautiful. I’ve never felt more alive while experiencing a story from any other medium than I had with THE LAST OF US 2.
— Dan Trachtenberg (@DannyTRS) June 12, 2020
『The Last of Us Part II』は、謎の感染爆発によって荒廃したアメリカで、主人公ジョエルと少女エリーの危険な旅路が描かれた前作から5年後が舞台。逞しく成長したエリーはジョエルと共に、ワイオミング州ジャクソンの安全なコミュニティで、パトロール隊として活躍しながら、新しい仲間たちと共に平穏な日々を過ごしている。ところが、悲惨な出来事がエリーを襲い、ようやく取り戻した平和さえも奪われてしまうことに。エリーは人生を狂わせた者たちに復讐を果たすため、シアトルへと旅立っていく……。
Source: Dan Trachtenberg(1 , 2 , 3)